カムバック・サーモン! サクラメントで本当に鮭が釣れるのか?
サクラメントにはAmerican Riverという大きな川があって、家の真裏を流れております。そのAmerican Riverで鮭が釣れるという話は聞いていたのですが、いくら稚魚を放流しているとはいえ、ほんとに鮭がこんな街中に帰ってくるのか、どうも半信半疑でした。
今日、うちから車で15分ぐらいのNimbus Hatcheryというところで、Salmon Hatchery祭り(?)というのがありました。「鮭の稚魚をアメリカンリバーに放流する」イベントだというので、バケツに入った極小の稚魚を、子供とかが川に放してわーい!的な絵を想像していたら。
このHatchery(孵化場)、すごく大きかったのです。何十列もあるいけすに、稚魚がこんなに!
ちなみにこれはマス(Trout)なんですけど、鮭も5種類ぐらいこんなふうに孵化させて稚魚を養殖しているそうです。なんかね・・・圧倒されるような数でした。そしてみんな流れに向かってまっすぐに泳いでるのよね~。整列!という感じ。
魚の孵化・養殖について考えたことがなかったので全く知りませんでしたが、鮭の場合は、メスのおなかから卵を取り出し、オスの精液をちゅーっとかけて(ほんとにそんな感じの写真がありました)、まぜまぜして、孵化させるそうです・・・・。で、6ヶ月~1年ぐらいここで養殖して放流する。すると鮭たちは、本当にここに帰ってくるそうです!帰ってきた鮭を誘導する、こんな階段。
この階段を、鮭たちはよっこらよっこら登ってくるそうです。今日は一匹もいませんでした。・・・階段のどんづまりはいけすになっていて、多分そこで休憩したら、孵化の手続きへと誘導されるのではないかと・・・。
右は展示用の水槽にいた鮭。大きくてかっこよかったです。これぐらいのが帰ってくるのでしょうか。
実はこの孵化場、American Riverをせきとめているダムの真横にあります。帰ってきた鮭たちは、ダムがあるのでここから先には進めないというわけ。なので、このダムの手前が釣り場。腰までつかって釣りをする人がたくさんいました。
もちろんずっと昔には、自然な状態で鮭がこの川に帰ってきていたわけですが、激減したので種を保存するためにこの孵化場がつくられて、放流が行われているそうです。
孵化でダムで釣り・・・。自然なのか人口なのか、なんだか混乱するSettingでした。
一つだけ確かなことは、この鮭たちは、おそらくサンフランシスコ湾など、都会を横切って帰ってくるのだと思われます。たくましいなあ!せめて川を少しでもきれいにしてあげたいと思いました。
今日、うちから車で15分ぐらいのNimbus Hatcheryというところで、Salmon Hatchery祭り(?)というのがありました。「鮭の稚魚をアメリカンリバーに放流する」イベントだというので、バケツに入った極小の稚魚を、子供とかが川に放してわーい!的な絵を想像していたら。
このHatchery(孵化場)、すごく大きかったのです。何十列もあるいけすに、稚魚がこんなに!
ちなみにこれはマス(Trout)なんですけど、鮭も5種類ぐらいこんなふうに孵化させて稚魚を養殖しているそうです。なんかね・・・圧倒されるような数でした。そしてみんな流れに向かってまっすぐに泳いでるのよね~。整列!という感じ。
魚の孵化・養殖について考えたことがなかったので全く知りませんでしたが、鮭の場合は、メスのおなかから卵を取り出し、オスの精液をちゅーっとかけて(ほんとにそんな感じの写真がありました)、まぜまぜして、孵化させるそうです・・・・。で、6ヶ月~1年ぐらいここで養殖して放流する。すると鮭たちは、本当にここに帰ってくるそうです!帰ってきた鮭を誘導する、こんな階段。
この階段を、鮭たちはよっこらよっこら登ってくるそうです。今日は一匹もいませんでした。・・・階段のどんづまりはいけすになっていて、多分そこで休憩したら、孵化の手続きへと誘導されるのではないかと・・・。
右は展示用の水槽にいた鮭。大きくてかっこよかったです。これぐらいのが帰ってくるのでしょうか。
実はこの孵化場、American Riverをせきとめているダムの真横にあります。帰ってきた鮭たちは、ダムがあるのでここから先には進めないというわけ。なので、このダムの手前が釣り場。腰までつかって釣りをする人がたくさんいました。
もちろんずっと昔には、自然な状態で鮭がこの川に帰ってきていたわけですが、激減したので種を保存するためにこの孵化場がつくられて、放流が行われているそうです。
孵化でダムで釣り・・・。自然なのか人口なのか、なんだか混乱するSettingでした。
一つだけ確かなことは、この鮭たちは、おそらくサンフランシスコ湾など、都会を横切って帰ってくるのだと思われます。たくましいなあ!せめて川を少しでもきれいにしてあげたいと思いました。
by kinky25
| 2007-10-15 12:51
| サクラメント
筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。 ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)
by kinky25
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