時代はベロ?
Green is the new black!です。今日もそんなお題。自転車を公共交通機関に、という流れも、ここ数年世界同時多発的にもりあがってきています。レンタルサービスや、自転車タクシーが主で、ベロ○○という名前をよく見ます。特にアジアではもともとチャリ&原チャリは立派な交通機関だから、自然になじむのかも。ベトナムのベロタクシーなんて有名ですしね。
で、ベトナムはその昔フランス領でした。ベロはフランス語で自転車のこと。そのフランス・パリで導入されたVelib(ベリブ)=レンタル自転車サービスが、はやっているそうです。ここ数年で、あっちでもこっちでも誕生した自転車を使ったサービスですが、定着するのかしら。とちょっと心配していましたが、パリの場合は大成功だそうです、今のところ。
私がパリに住んだのはずいぶん昔のことなんですが、初めて降り立った感想は、「街、ちっちゃ~」でした。世間知らずの小娘だったので、「花の都、おパリ」はでっかいでっかい街かと思っていたのです。なので、あまりのコンパクトぶりにびっくりしたのを今でも覚えています。歩こうと思えば、端から端までかなり歩けるんです。
ロンドンもパリと同じぐらいの密度と大きさの感じがします。さらにコンパクトでびっくりしたのはオランダです。道幅なんてものすごく狭いところに、バスと車と自転車と人がひしめきあってました。ごみごみした日本に慣れている私もびっくりなみちみちぶりでした。しかもオランダ人でっかいから、街の小ささが余計際立ってました。
古い国は、街が「歩き」を基本に発展してるから、なんでも狭くてぎゅっと固まってるんですよね。パリにしても東京(江戸)にしてもアムステルダムにしても、街の原型は500年ぐらい前にはもうできていたと思います。で、それは「人力や馬力で行ける」がコンセプト。そういうレイアウトには、自転車は合うと思うんですよね~!
何が言いたいかというと、サクラメントにもあるんです、ベロタクシー。いつもK Streetに止まってますが、人が乗ってるところをほとんど見たことがないんです。今更難しいだろうと思います、アメリカでは。自転車で行ける範囲っていうのが微妙すぎます。まず、街に1箇所しかないベロタクシー乗り場。ここに来るのに車で来ないといけないかも(笑)。そしてまたここからチャリで行ける範囲っていうのが・・・。State Capitalに行ってシュワちゃんを見るぐらいか・・・。
「人力・馬力で住める街」と「車でしか住めない街」の違いは、致命的に大きいです、エコ的には。
Photo source: http://www.ridevelocab.com/index.html
で、ベトナムはその昔フランス領でした。ベロはフランス語で自転車のこと。そのフランス・パリで導入されたVelib(ベリブ)=レンタル自転車サービスが、はやっているそうです。ここ数年で、あっちでもこっちでも誕生した自転車を使ったサービスですが、定着するのかしら。とちょっと心配していましたが、パリの場合は大成功だそうです、今のところ。
私がパリに住んだのはずいぶん昔のことなんですが、初めて降り立った感想は、「街、ちっちゃ~」でした。世間知らずの小娘だったので、「花の都、おパリ」はでっかいでっかい街かと思っていたのです。なので、あまりのコンパクトぶりにびっくりしたのを今でも覚えています。歩こうと思えば、端から端までかなり歩けるんです。
ロンドンもパリと同じぐらいの密度と大きさの感じがします。さらにコンパクトでびっくりしたのはオランダです。道幅なんてものすごく狭いところに、バスと車と自転車と人がひしめきあってました。ごみごみした日本に慣れている私もびっくりなみちみちぶりでした。しかもオランダ人でっかいから、街の小ささが余計際立ってました。
古い国は、街が「歩き」を基本に発展してるから、なんでも狭くてぎゅっと固まってるんですよね。パリにしても東京(江戸)にしてもアムステルダムにしても、街の原型は500年ぐらい前にはもうできていたと思います。で、それは「人力や馬力で行ける」がコンセプト。そういうレイアウトには、自転車は合うと思うんですよね~!
何が言いたいかというと、サクラメントにもあるんです、ベロタクシー。いつもK Streetに止まってますが、人が乗ってるところをほとんど見たことがないんです。今更難しいだろうと思います、アメリカでは。自転車で行ける範囲っていうのが微妙すぎます。まず、街に1箇所しかないベロタクシー乗り場。ここに来るのに車で来ないといけないかも(笑)。そしてまたここからチャリで行ける範囲っていうのが・・・。State Capitalに行ってシュワちゃんを見るぐらいか・・・。
「人力・馬力で住める街」と「車でしか住めない街」の違いは、致命的に大きいです、エコ的には。
Photo source: http://www.ridevelocab.com/index.html
by kinky25
| 2007-11-01 15:36
| カンキョウの話。
筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。 ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)
by kinky25
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