表年・裏年

アプリコットと並んで、我が家のFront yardで立派な実をつけるのがタンジェリンです。アプリコットは春に実がなり、その時期にはアプリコット狙いの「にわかお隣さん」が増えるのですが、冬のタンジェリンも同じく。おとといも、最近引っ越してきたらしい家族が、唐突におねだりに来ました、ふう。まあ、盗まれるよりはいいのですけどね。ここはアメリカなので。

b0069365_13512087.jpgアプリコットは今年大豊作だったのですが、タンジェリンはどうやら去年が当たり年だったようです。去年は、小ぶりで皮が薄く、あま~い実がたくさんなり、みんなにうらやましがられました。

でも今年は数がずっと少ないです。そのかわりにサイズが大きく、皮が固くて厚くて甘みが少ない。裏庭のマイヤーレモン(ていうか隣の木だけど)も去年が豊作だったみたいで、今年は少なめです。


木に実がなるところをこうやって間近に毎日見守るようになるまでは、気にしたこともありませんでした。

表年・裏年。

実をつける、というのは、いっしょうけんめい体内に蓄えた栄養を、体内で加工して外に出す、ということなんじゃないかと思ったりします。体力が要るだろうし、実が終わったあとはどっと疲れるんじゃないだろうか、まるで母乳のように。母乳、私はへとへとになりました。食べても食べても、栄養が自分の体にはとどまらず、そのまま吸い取られて外に出て行く感じ。体が工場になった気分でした。あの疲労感は、今思い出してもちょっと背筋が寒くなります。

果物の木は、毎年あれをやってるんだという気がします。がんばってがんばって、土から養分を吸収して、体の器官を総動員して、エネルギーを使って実を大きくし、甘くし、熟成させる。大変な仕事です。

だから表年・裏年が必要なんでしょうね。がんばりすぎた次の年は、少しゆっくりしないと、体が持ちしまぇん~となると思います。こういうリズムは、一本一本の木にちゃんとインプットされていて、そしてそれはちゃんと規則正しく守られている。サステイナビリティ(持続可能性)って何も新しいコンセプトじゃないんですね。植物は、こんなふうに本人に「サステイナブル」なサイクル・リズムを、太古の昔から持っているんですから。
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by kinky25 | 2007-11-07 14:21 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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