燃料電池・水素スタンド - hydrogen refueling station
昨日、元旦で休日だったのをいいことに、前から気になっていたこの施設の周りをちょっとだけうろうろしてみました。場所はS Street、59thと65thの間。I-50からよく見えるのです。
BP(↓注)という文字が見えます。
ソーラーパネルのようなものも見えます。
ガソリンスタンド風でもあるんです。
立ち入りは禁止のようです。
となりにSMUD(サクラメントのローカル電力供給会社)があります。
答えは、Fuel cell(水素燃料電池)で走る自動車のための、給水素ステーション、ただしできあがってるのかどうかは不明。
ソーラーパネルが見えたので、太陽発電の何かなのかと思っていたら、まず太陽発電で電力を起こして、その電力で水を水素と酸素に分解して、分解された水素を電池につめ、その燃料電池で車を走らせる、と。
やや、ややこしいお話。
フォードとダイムラー・クライスラーが燃料電池で走る車(プロトタイプ)を担当し、BPが給水素ステーションのデザインと建設を担当するようです。
実験的なプロジェクトなので、一般にはオープンではなく、州の公用車などで実験するらしい。そういえば、職場の真向かいの駐車場に、公用車の燃料電池車が止まっているけどあれらを給水素してるのかな。
さて、水素電池は前にも書いたことがあります。水(H2O)を酸素(O)と水素(H)に分解してエネルギーを得るとのことなのですが、このOとHをひっぺがす作業にけっこうエネルギーが要るらしく、今の技術では採算が合わないそうです。日本政府の公用車として納車された燃料電池車も、目ん玉飛び出るような額でしたね。何千万だか億だか。
技術的なことは、勉強する努力はしておりますが専門ではございません。その私の意見なのでちょっとアヤしいですが、私は数ある代替エネルギー(風力、燃料電池、バイオエタノール・・・)では太陽発電応援派です。この場所も、ソーラーパネルがあったので、太陽発電かと思ったわけなのです。そしたら、まず太陽で発電して、その電気を使って燃料電池を・・・・・。
だったら太陽発電のエネルギーをそのまま使えばいいじゃん、まどろっこしいなあ、もう!
と思ったのは私だけでしょうか。(ほんとはそんな単純な話でもないのですが、心情的に。)
まあ、水素エネルギー技術は、今とてもはやっているので、いろんな国で盛んに研究されていて、お金も投資されています。みんなこの開発競争に乗り遅れまい、と必死なのでしょうかね。今はまだまだ採算がとれなくても、この開発競争の果てには水素ハイウェー時代がやってくるんでしょうか。
片やソーラー。古い話で恐縮ですが、Dash村って番組で、ソーラーカーで日本一周って企画がありました。手作りカーでもけっこうそれなりに走っていたと思うのですが。でもやっぱり地味ですかね。まあ、天気に左右されるという大きなハンデがあるし、昔から研究されているのに今ひとつブームになっていないのは、やっぱり発電力がそんなにないからなんでしょうね。でも、小さいものにはちょこちょこいけるんじゃないかとやっぱりそういう思いが捨てきれません。消費者が賢くなって、代替エネルギーを用途に合わせて使い分けることができるようになるといいです。今年は、ソーラーの充電器を買ってみようと思っています。
注)BPとは: 昔のBritish Petroleum・・・石油の最大手。今はBeyond Petroleumという名前に。石油から脱却して、代替・次世代エネルギーの開発に取り組むという姿勢をアピールするために名前を変えたのです。
BP(↓注)という文字が見えます。
ソーラーパネルのようなものも見えます。
ガソリンスタンド風でもあるんです。
立ち入りは禁止のようです。
となりにSMUD(サクラメントのローカル電力供給会社)があります。
答えは、Fuel cell(水素燃料電池)で走る自動車のための、給水素ステーション、ただしできあがってるのかどうかは不明。
ソーラーパネルが見えたので、太陽発電の何かなのかと思っていたら、まず太陽発電で電力を起こして、その電力で水を水素と酸素に分解して、分解された水素を電池につめ、その燃料電池で車を走らせる、と。
やや、ややこしいお話。
フォードとダイムラー・クライスラーが燃料電池で走る車(プロトタイプ)を担当し、BPが給水素ステーションのデザインと建設を担当するようです。
実験的なプロジェクトなので、一般にはオープンではなく、州の公用車などで実験するらしい。そういえば、職場の真向かいの駐車場に、公用車の燃料電池車が止まっているけどあれらを給水素してるのかな。
さて、水素電池は前にも書いたことがあります。水(H2O)を酸素(O)と水素(H)に分解してエネルギーを得るとのことなのですが、このOとHをひっぺがす作業にけっこうエネルギーが要るらしく、今の技術では採算が合わないそうです。日本政府の公用車として納車された燃料電池車も、目ん玉飛び出るような額でしたね。何千万だか億だか。
技術的なことは、勉強する努力はしておりますが専門ではございません。その私の意見なのでちょっとアヤしいですが、私は数ある代替エネルギー(風力、燃料電池、バイオエタノール・・・)では太陽発電応援派です。この場所も、ソーラーパネルがあったので、太陽発電かと思ったわけなのです。そしたら、まず太陽で発電して、その電気を使って燃料電池を・・・・・。
だったら太陽発電のエネルギーをそのまま使えばいいじゃん、まどろっこしいなあ、もう!
と思ったのは私だけでしょうか。(ほんとはそんな単純な話でもないのですが、心情的に。)
まあ、水素エネルギー技術は、今とてもはやっているので、いろんな国で盛んに研究されていて、お金も投資されています。みんなこの開発競争に乗り遅れまい、と必死なのでしょうかね。今はまだまだ採算がとれなくても、この開発競争の果てには水素ハイウェー時代がやってくるんでしょうか。
片やソーラー。古い話で恐縮ですが、Dash村って番組で、ソーラーカーで日本一周って企画がありました。手作りカーでもけっこうそれなりに走っていたと思うのですが。でもやっぱり地味ですかね。まあ、天気に左右されるという大きなハンデがあるし、昔から研究されているのに今ひとつブームになっていないのは、やっぱり発電力がそんなにないからなんでしょうね。でも、小さいものにはちょこちょこいけるんじゃないかとやっぱりそういう思いが捨てきれません。消費者が賢くなって、代替エネルギーを用途に合わせて使い分けることができるようになるといいです。今年は、ソーラーの充電器を買ってみようと思っています。
注)BPとは: 昔のBritish Petroleum・・・石油の最大手。今はBeyond Petroleumという名前に。石油から脱却して、代替・次世代エネルギーの開発に取り組むという姿勢をアピールするために名前を変えたのです。
by kinky25
| 2008-01-03 14:08
| カンキョウの話。
筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。 ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)
by kinky25
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