ブリティッシュ・コロンビアはカナダ版カリフォルニア?

「欧米では」「北米では」という表現を耳にするたびに、どうももぞもぞします。欧と米は全然違うし、アメリカとカナダも違う。一からげにする意味がわかりません。特に環境の分野においては、どんなくくり方もそぐわないほどそれぞれ独自の路線を歩んでいます。

非常に大雑把なまとめ方をすると、環境の取り組みで一番進んでいるのがヨーロッパ。一番遅れているのがアメリカで、カナダは間に入るのではないでしょうか。・・・・まあこれも乱暴な話で、実際はヨーロッパは国によって温度差が違うし、アメリカやカナダは州単位で政策も違うと思います。

b0069365_13371186.jpgさて、一般には取り組みが遅れているアメリカの中では先鋭と言われるのがカリフォルニア州ならば、カナダでは何かというとブリティッシュ・コロンビア(BC)州の取り組みが先例として挙げられます。そのBCが、なんと世界初!Carbon consumption tax(炭素消費税)の導入を試みているとのこと。


(ちなみにBCはシアトルのあるワシントン州のお隣。ワシントン州はアメリカの中ではかなりグリーン度が高いですが似た文化なのでしょうか?カナダには行ったことがなく、疎い私です)


導入されればこのようになるらしいです。

① 税金は、石油、石炭、ガス、プロパンなどほぼ全ての化石燃料にかけられます。
② いきなりの負担増!という状況を防ぐため、課税は段階的に行われ、ガソリンの例でいうと、1リットルあたり2.41セントから始まって、2012年には7.24セントまで上げられる見通し。
③ 低所得者には、負担を軽減するために、大人一人$100、子供$30の還付金が。
④ 集められた税金は、所得税の減税などのかたちでまた納税者に還元される、revenue-neutralという仕組みだそうです。

④のように納税者に還付しないで、新しい形の雇用をつくるのに使えばいいのにな(結果的に賃金ーという形で還元するのだし)と思いますが、それを別にしても画期的な試みだと思います。エネルギーの値段が高くなれば、それに変わる何かを、人は絶対に見つけ出すはずです。「必要は発明の母」で、これまでも人は状況に応じていろいろな工夫をし、その場をしのいできたのですから。

この法案は、まだ議会を通過していないようですので、今後が注目です。
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by kinky25 | 2008-03-07 13:25 | カンキョウの話。


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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