豊かなのに貧しいカリフォルニア?

カリフォルニアの財政年度は7月に始まって6月に終わります。6月が終わると次年度の予算交渉に入り、それは毎年お約束でもつれることになってます。予算が成立するまで2~3ヶ月、いろんな支出がとまったり減ったり。

b0069365_14212658.jpg州政府職員である私たちにも直接影響があります。出張にいけないとか、清算できないとか。特に今年は、シュワ知事が「予算が出るまで州職員の給料は最低賃金しか払わない!」という決定をしました。最低賃金は時給700円ぐらい。さて今月の私の給料は、満額出るでしょうか?

こんな漫画みたいなことが真剣に起こっているカリフォルニアですが、この根本には、深刻な財政赤字があります。そもそも前の知事が辞めてシュワちゃんが当選したときも、この鬼のような赤字が選挙の争点だったわけで。

これがどうしても腑に落ちません、私には。

カリフォルニアは豊かな州です。産業(シリコンバレーやハリウッド)があり、石油もけっこう掘れて、たくさん輸出できるほどの農業もある。土地も広いし金持ちも多い。

・・・・その州が、どうして職員の給料も払えないどころか、大きな借金を背負い、公立の学校の先生に年200万とか300万しか払えないほど貧乏なのでしょう??ぜんぜんぴんときません。カリフォルニア人に聞いても納得できる答えが返ってきません。不思議で不思議でしょうがありません。

実は温暖化政策でも、AB32(温暖化防止政策)を実施するにあたって、車社会からの脱却を図るために公共交通機関をもっと導入せよ!という声が市民などからたくさん上がっているのですが、専門家に聞くと「そのお金がない。」というのです。

公共交通機関は、70%以上ぐらいを補助金でまかなっているそうで、この財政難のおり、その予算が減らされる一方なんだとか。ただでさえ減らされているのに、どうやって改善したり新しい路線を足したりできようか?ということらしいです。

カリフォルニアに人口50万以上の都市はけっこうあると思いますが、そのなかでどれぐらいがそこそこ使える電車や地下鉄を持ってるかといわれると非常に謎。50万100万の人口を抱え、さらにビジネスも金持ちも日本よりもたくさんいそうなカリフォルニアの都市が、電車を引くお金がない。

このあたりにアメリカの豊かさの弱点が隠れていそうです。気が向いたら続く。
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by kinky25 | 2008-08-16 14:20 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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