カテゴリ:カンキョウの話。( 201 )

やっぱり農業でしょう。

日本もアメリカもほんと景気悪いですね。万事休したら、国がさらに借金して現金をばらまけばいい。というのは万国共通なんでしょうか?ブッシュは去年現金ばらまきをやりましたし、日本でも給付金が決まったようですよね。オバマも巨額の経済刺激策を通そうとやっきになっています。

国が借金して経済刺激策をやるということ、基本的には、死んでも子や孫にまで借金を残すことになるし、一時しのぎで何の解決にもならないと思います。

じゃあどうすればいいのか?

日本の場合は、やっぱり内需拡大じゃなくて、内「供」拡大じゃないかと。これから中国やインドが超大国になってくれば、食料も、石油も、鉱資源も、日本へのおこぼれは何もかも減ります。

せめて食料だけは自前で確保しないと、この先食い扶持がなくなる、ということだって十分あり得ると思うのです。何せ自給率40%。例えば中国が「もう日本には食料輸出しない」と決めたら、それだけでけっこうアウトです。

何度も書いてきましたが、農業の活性化は、食のセキュリティを高め、内供を拡大し、雇用を創出するわけですから、いわゆるWin-Winだと思います。農業に流れ、来てると思います。

中田英寿。
ギャル社長・藤田志穂。
パソナ。

そしてストロベリーフィールズという農業法人についてのこの記事が非常に興味深かった。ストロベリーフィールズが成功したのは、農業にきちんと「経営」という考え方を適用したからだそうです。ただつくって出荷するだけではない。販売戦略を立て、ターゲットを明確にし、それに見合った商品をつくる。そういうことをしないと、今の時代は安売り大手流通の意のままに買いたたかれ、原価割れで出荷しないといけないのだそうです。

これではとてもSustainableとはいえないし、だれも農業に魅力を感じません。農業をきちんとビジネスできる人たちがどんどん参入して、業界を刷新するのは非常にいいことだと思います。農業が産業として新しく生まれ変わり、力を取り戻してくれることが、日本再生の大きな鍵を握るのだと思います。
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by kinky25 | 2009-02-12 14:17 | カンキョウの話。

ネットをエコ化する。

来月からいよいよFurlough(出勤停止で給与カット)が始まります。今のところ、月に2回、ビルを完全にシャットダウンする予定らしい。それについては、完全に閉めてしまうことで「サービス出勤」をなくしたり、ビルの電気消費量を減らしたりできる・・・・というもくろみだったのですが、実は、誰も出勤しなくても、電気代は大して減らないという事実が明らかに。

なんと、私がいるビルの総電力消費量のうち80%は、サーバーからなんだそうです!

あらためてつきつけられると、すごい消費量。

いや~、省エネ型のPCやサーバーを設置することが重要・・・・なんでしょうけど、それよりも最近気になっていることがあります。

ムダに動画、ムダに画像、ムダにアニメーション。音楽もたれ流し状態。

インターネットだろうが、ローカルネットワークだろうが、データを送ったり処理したりするのには電気が要りますし、もちろんたくさん送れば送るほど電気を食います。そんなことおかまいなしにコンピュータ上の動画やら画像やらは、増える一方で、それに対する警鐘というのはあまり聞きません。CO2削減と言ってるわりには、アバターとか、なくても全く困らない機能があとからあとから・・・・。

どうも私たちは(世界中ですが)、コンピュータ上で処理されているデータが必要とする電気について、あまりにも無頓着だという気がします。画像ひとつとっても、pngファイルのほうがjpgなどよりもずっとコンパクトなので、pngを使ったほうがいいという意見も聞きます。(本当なのかはわかりません)音楽聴くのでも、ストリーミングじゃなくてローカルに保存してコンピュータ以外のマシンで再生するほうが電気の消費量は少なくてすむという気がするのですが(気のせいでしょうか?専門家の方教えてください)、そういうことってあまり語られてないという気がします。

私もコンピュータ依存度の高い人間なので偉そうなことはいえませんが、要るデータ、要らないデータの優先順位をつけて、要らないものは使わない、送らない、再生しない、というふうにしたいと思っています。一人でやっても仕方ないので、そういうキャンペーンができないでしょうかね。みんなでどれくらいの電気代が削減できるのか、知りたいです。

まあ究極的には、ネット上のコンテンツが全部有料になれば解決する問題なのですが。
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by kinky25 | 2009-01-30 13:51 | カンキョウの話。

アメリカの次世代エネルギー戦略

オバマ次期政権はすごい勢いで主要ポストの任命をしていますが、一両日中にも発表されるといわれているのが環境系のポスト。

連邦政府の環境庁長官は、我がカリフォルニア環境庁ChairmanであるMary Nicholsも候補者として噂されていましたが、どうやら彼女ではないほうの候補に落ち着く模様。

そして、エネルギー庁長官のダークホースとして、実はシュワ知事も噂されてました。こちらのポストは、以前このブログでも紹介したSteven Chu博士になる見込みだとのこと。

Steven Chu博士は、ノーベル賞受賞者であり、世界的に有名なLawrence Berkeley National Laboratoryのディレクター。そして、温暖化問題に非常に造詣が深く、温室効果ガス削減のテクノロジーを、グリーンビルディングからシロアリにいたるまで、いろいろな分野から研究し、応用に努めています。温暖化問題の権威が、エネルギー庁長官。

Steven Chu博士の起用は、「エネルギー問題はもはや環境問題である」というオバマ政権の宣言、とも取れます。

他の関係ポスト任命者も、みんな「温暖化対策のリーダー」たち。彼らを称して「Carbon Busters」と呼ぶ新聞もあるようです。

「Drill, baby, drill」(石油掘れ掘れ)に傾きかけていたアメリカのエネルギー戦略が、大きく変わろうとしていると思います。ぜひぜひ、成功してほしいです。そして、他の国にいい影響を与えてくれることを。
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by kinky25 | 2008-12-14 08:12 | カンキョウの話。

経済危機に景気のいい話。

カリフォルニアの経済危機もかなり深刻。あっちでもこっちでも閉店、倒産。州職員レベルでは、Furloughといって、毎月1日仕事に来なくてよし(そのかわり給与カット)という制度が来年から始まるかもしれないという有様。ビッグ3はついに会社専用ジェットを売るようですし(ていうか金の無心するのにジェット機で乗りつける時点で終わってる)、まあどっちを見ても景気のいい話はありません。

そんな中、「引き合いが多くて調達が間に合わず、生産が追いつかない。」

という業界があります。
b0069365_1571931.jpg

太陽光発電。

太陽光発電は、ドイツなどヨーロッパでは手厚い補助金の助けもあって右肩あがりの成長。アメリカでも、CSR(Corporate social responsibility)の一環として、温暖化対策として企業が自主的にPVパネルを設置するケースが目立って増えている上、カリフォルニアは私もかかわっているAB 32(Global Warming Solutions Act)の効果もあって、業界には追い風がふきまくっている模様なのです。RPS (Renewable Portfolio Standard)といって、州が「電力のXX%は再生可能エネルギーから調達するべし」と規則を決めるケースもここ数年でぐっと増えましたし、連邦レベルでの補助金制度の延長や、オバマ政権への期待などの好材料もあります。

ところで、「日本は太陽電池で世界一」

知ってました?シャープが長いこと一位の座を独占しており、三洋電機や京セラも常に上位。しかし、2007年にシャープはついに一位の座をドイツの会社に明け渡し・・・・。ブームに乗った他国の企業にぐいぐいと押されはじめているのです。波に乗っている他国の会社の勢いが、残念ながら日本の会社にはないようです・・・・。

テクノロジーのことはわかりませんが、あえて言い切りましょう。

企業は悪くない。

政治と行政が悪いです。

太陽発電のようなビジネスモデルは、企業努力だけでは成り立ちません。「この国のエネルギー政策は、20年後、50年後こうなっていく」という壮大なビジョンと戦略、そしてそれに見合った投資が絶対に必要です。ビジョンがなければ、「温暖化ガスを出そうが、危険が大きかろうが、知らん。石炭でも原子力でもいいじゃん、安上がりなんだから。」という短期的な理由で市場は判断します。その方向を変えられるのは、ビジョンのしっかりした政策だけなのです。

「ダイエットして、XX年までにXXキロやせる。」というのと似てます。人間は元来安きに流れるもの。ダイエットという目標を掲げなければ、「とりあえず食べとこう。太ろうが、健康に悪かろうが、知らん。食べたいんだから食べる」という結果になっても不思議じゃないです。ダイエットという目標が、人の行動や考え方を変えるのです。(別にダイエットを賞賛してるわけじゃないです。ただの例)

残念ながら日本にはそういうビジョンあるエネルギー政策が皆無のようです。(そんな無理なダイエット、できるわけない・・・。と言い訳してるだけみたい)

企業が努力して世界的競争力のある技術を開発してきたのに、政策がともなわないという理由でこんなに大きな世界的なチャンスをみすみす逃すのだとしたら、もったいなすぎて悲しくなります。

「温暖化対策」は、省エネ、節エネ、再生可能エネルギーなどの技術を持った業界にはビジネスチャンスなのです。その点が日本では全然強調されてない気がして気になります。日本の政府には、「できないできない」というばかりでなく、日本の技術を世界に売り込むチャンスとして前向きな取り組みをしてほしいのです。



写真は、New Jerseyにある資生堂。
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by kinky25 | 2008-12-05 14:58 | カンキョウの話。

オバマ次期大統領・Climate Changeを語る。

「連邦レベルでのキャップ・アンド・トレードをやります。」と力強く宣言し、アメリカの環境業界ではかなり話題になったオバマ次期大統領の演説。

http://www.youtube.com/watch?v=UwaGWP_xvQ8

つい2週間ほど前には、LAでシュワルツネガー知事が主催する気候変動規制の国際会議があり、その冒頭でもこのオバマ氏からのメッセージが流されたようです。「シュワルツネガー知事をはじめ、WCI(西部とカナダの州が、自主的にはじめたキャップ・アンド・トレード(排出権取引)の枠組み。2012年のスタートを目指す)に参加している州など先進的な取り組みをしている州に感謝をのべ、「連邦政府もすぐに合流するから待っていてください!」」ということで、会場も盛り上がったようです。

彼の政権には環境関連でもそうそうたるメンバーがそろいそうです。「今までワシントンは温暖化対策にきちんと対応してこなかった。私が就任したら変わります」とのこと。楽しみです。シュワ知事もエネルギー庁トップの候補だとか・・・。

来月からポーランドのポズナンというところで、COP14が始まります。オバマ政権前夜のアメリカがどう出てくるのか、とても楽しみです。
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by kinky25 | 2008-11-27 14:56 | カンキョウの話。

いつまで捨てるのでしょうか?

食料の値段が高騰しているのに、また豊作で野菜を廃棄というニュース

価格が暴落すると、出荷しても赤字になるだけで農家は打つ手がない、という現状はわかります。

でも、絶対に解決策があるはずだとしか思えません。何がボトルネックなんでしょうか?農協?どんな解決策が考えられるのか、それができない原因は何なのか、そういうことをニュースにしてほしいです。それとも圧力があって無理なんでしょうか?

不思議だらけの日本の農業。これからは重要性が増す一方なのですから、もっとも構造改革が必要な分野だと思います。一流の起業家たちや、いい意味での投資家が、がんばっている生産農家とタッグを組む、というようなビジネスモデルがあってもいいだろうし、多様な試みが必要だという気がします。

そうそう、豊作で廃棄するしかないという問題も、もしこの畑が一般企業によって経営されていて、社員が勤務時間の10%を使って野菜をつくっている・・・というような形態だったら、社員に配ればすむことですよね、自家消費として。まあこれは極端な例で、現実味はあまりないかもしれませんが、今までどおりやっていて、それがうまく行かないというのだから、何かを変えないといけないんだと思います。畑を耕す方法というより、農業の経営方法を変えるということ。

汚染米だとかの問題も、元をたどれば根っこは同じという気がします。根本的な何かが変わらなければならないのでは・・・?
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by kinky25 | 2008-09-20 14:20 | カンキョウの話。

アメリカのエコ・リーダーたち / Bill Mcdonough

どんな世界にも優れた人がたくさんいて、優れたアイディアや頭脳を競い合っていますが、「リーダー」になるのはほんの一握り。日本語で「リーダー」と聞くとあんまり偉い感じはしませんが、実際のLeaderは群集をLead(ひっぱっていく、導いていく)する人。ただ優秀なだけではない。もっとカリスマ的な何かを持つ、本当に選ばれた人たちだと思います。

アメリカは国全体としては環境への取り組みは遅れていますが、アイコン、グールーと呼ばれるような突出した環境界のリーダーがたくさんいます。アル・ゴアもそういう一人かも。

b0069365_13521287.jpgWilliam(Bill) Mcdonoughは、サステイナブル・デザイン界のリーダー。今日彼がサクラメントまで講演に来たというので聞きに行ってきました。彼が提唱するのはCradle to Cradleというコンセプトで、最近はよく耳にするようになった、企画段階から廃棄までのライフサイクルをすべて考えたものづくり(デザイン)です。そういうコンセプトは今ではいろいろあり、私が勉強したのもそのような世界。なので、そんなに目新しいものではありません。

・・・・が。

これがリーダーなのか、と思わせたのが彼のプレゼンでした。

まず、彼自身がデザイナーなので、プレゼンのスライドがかっこいいのなんの。パワーポイントじゃないソフトでしょう。ビジュアルも、言葉の選び方も、レイアウトも、ミニマルにして美しいの一言。惹きこまれます。そして、モノのとらえかた、表現の仕方、すべてがいちいち詩的で美しく、心に残るのです。コンサートでもないのに、「観衆を酔わせる」ほどにインスピレーショナルで革新的なのです。

コンセプトだけだったら、もっと完成された理論を持っている学者はたくさんいるでしょう。でも、そういう人たちのプレゼンは、500人の人は集められないし(今日の講演はそれぐらいかもっと集客してました!)、途中で眠っちゃう人もいるかもしれない。でも彼のプレゼンを見た人は、「うわ~、こりゃすごい!大変だ!」と目を丸くし、会場を出るときには自分も何かできる気になって浮き足立ちながら帰路に着いたはずです。しかも多分、帰ってから誰かに彼のことを話したでしょう。実際私はブログをUpしてしまいました。

リーダーというのは、最高の理論を持った人でも、最高の頭脳を持った人でも、最高の行動力を持った人でもない。人をインスパイアし、人に力を与えることのできる人なんだと思います。彼のプレゼンに酔ってみたい方は、いろいろ検索してみてください。YouTubeなんかにもビデオがあります。ホームページはこちら。http://www.mcdonough.com/
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by kinky25 | 2008-09-16 13:48 | カンキョウの話。

森の役目。

温暖化対策で、「森」が果たす役割が大きな注目を集めるようになりました。CO2の"Sink"となるからです。木は吸収したCO2を死ぬまで体内に貯蔵できます(貯蔵できる量は「働き盛り」を最大に減っていきますが・・・・)。このため、森をきちんと管理しながら広げれば、すでに空気中に排出してしまったCO2を地表に取り込んである程度固定できるというわけ。

b0069365_1395951.jpgカーボン・オフセットのための植林、というのはそういう意味です。

ところがこの「森林」、なかなか一筋縄ではいかない。日本の森林には間伐材という問題があり、森林自体が不健康で疲弊している、と以前書きましたが、カリフォルニアの森林には、山火事という大きな問題があります。

今の職についてから、CalFireという名称を聞くことがたびたびありました。Cal(カリフォルニアの)Fire(火事)だから、消防庁みたいなものかな~と思っていたら、なんと森林を管理する庁でした。California Department of Forestry and Fire Protectionと呼ばれています。

つまり、カリフォルニアで森林と山火事は切っても切れない縁なのです。なぜか?答えは簡単。暑くて乾燥しているから。山火事は自然のサイクルの一部。森の生態系も何年かに一度の山火事が起きることを前提として回っています。(山火事には一種の浄化作用があるのです。詳しくはこちらを)温暖化の影響で、さらに乾燥が進み、暑くなると予測されるカリフォルニアでは、残念ながら山火事も増えると予測され、それを裏付けるようにここ数年は、毎年のように大規模な山火事が起きています。

最近は最初に書いたとおり、温暖化対策のために、特にCO2の排出量を削減にあたって、森をきちんと管理して広げよう、という動きが出てきたわけですが、日本もカリフォルニアも、タイプは違えど問題を抱えています。

その双方の問題を解決するか?と注目されるのが、余剰な木の燃料としての利用。

日本の場合は、(想像するに)クオリティがよくなく、製品としての使い道があまりない間伐材を燃料として利用することで、森の質をよくし、さらに化石燃料の使用を減らせる。

カリフォルニアの場合は、ほっておくと火事の原因になってしまう倒木や枯れ枝、背の低い木や密度の高くなりすぎた林などを間引きして、そういう木を(Fuelと呼ばれる)燃料として使うことで、火事の規模を縮小し、化石燃料の使用を減らせる。

いいこと尽くしじゃないですか!

・・・といいたいところなのですが、間伐材を伐採したり、倒木を拾い集めて燃料施設まで運ぶ、という一連のプロセスが、恐ろしい手間とコストと、そして輸送にかかるCO2の増加につながるという大問題があります。想像しても、広い山の中を(しかも傾斜あり)、一本一本重たい木を集めて運搬するというのは、気が遠くなる作業のように思えます。

京都で間伐材の燃料化のプロジェクトが立ち上がったそうですが、この問題を解決するのに何かいいアイディアはないか?ということで公募しているようです。画期的なアイディアがあったら応募してみたいものですが。
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by kinky25 | 2008-09-09 13:04 | カンキョウの話。

持ち込み可!マイBrita

2ヶ月ほど前に部署を移ったのですが、今回の職場にはこれをやってる人が多くて、目からウロコ。

b0069365_1532267.jpg以前に、自分のカーボン・フットプリントを減らすためになるべく飲料水を買わないで、ボトルを持ち歩いてる、という記事を書きました。まあ、こつこつ実行してはおりますが、やはりだんだん水道水のまずさがつらくなってきたところだったのです。

一挙解決ですよ。

職場のデスクにマイBrita。

これで会社でも濾過した水が飲めます。

何で今まで気がつかなかったんでしょう。

アメリカ人は人の目を全然気にしないのと、キュービクルがかなり個室っぽいので、浄水ポットを会社に持ち込んでも全く違和感がありませんが、日本ではどうでしょうか。

濾過した水で淹れるお茶は、おいしいです。


それにしても、自分で使っておきながら、マイ○○って言い方は気色が悪いです。何か違う言い方はないですかね~。
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by kinky25 | 2008-08-27 15:05 | カンキョウの話。

自転車もプリウス戦略で。

b0069365_14254280.jpgアメリカ人は自転車が好き。といっても、ハードコア自転車限定です。ティラノサウルスのようなヘルメットをかぶり、ピタビタテラテラのサイクリングパンツをはいて、クルマ顔負けの速度で「シャカーーーーシャカーー」と飛ばしていくような、あーいう自転車。

いくらカーボン・フットプリントを減らしたいといっても、運動神経が鈍い上に幼児を連れている私には、この自転車はどう考えても無理すぎでした。ママチャリプリーズ・・・・と誰にも聞こえないところで一人叫んだものです。

ところが、最近のガソリンの高騰で、車に変わる交通手段が突然注目を集めるようになりました。すると、あれよあれよという間に多種多様な自転車とバイクと小さい自動車を街で見かけるように。そして、ママチャリとまでは行かずとも、メット要らずでちんたら漕げるような自転車が進出してきたではありませんか!

こういうタイプの自転車は、Cruiserと呼ばれるそうです。普通の気合満々自転車が時速30キロは余裕で出していそうなのに対して、Cruiserはまさに街をちんたら流すのにうってつけ。

クルマに乗らない、という選択肢を初めて真面目に考え始めたアメリカ人、いろんな用途に合わせた二輪車や小さい車の重要性に、ようやく気がつき始めたのかもしれません。

といっても、このマーケットはまだまだ開発途上です。

日本の自転車やバイク、どんどん売り込めるチャンスではないでしょうか?

まず、電動自転車は全く見かけません。あと、ママチャリ(子供をかごに乗せれるやつ)も全然ありません。原チャリ(50cc)も未開拓かと思われます。交通法などの法的な問題もあるのかもしれませんが、とにかく今のところ供給が全然ない分野が目白押しのアメリカの二輪車マーケット。この原油高におされて一気にブレイクしそうなので、入り込むなら今では?

日本の二輪車はいろいろいいのがあるので、ぜひ積極的に展開して、車におけるプリウスぐらいのイメージ戦略を二輪車でも成功させて欲しいという気がします。


Photo by luxomedia
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by kinky25 | 2008-08-17 14:21 | カンキョウの話。


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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