カテゴリ:アメリカ/カリフォルニア( 103 )

Inauguration!

週末から、ニュースはずっと今日のInaugurationの話題でもちきりでした。特に昨日がたまたまキング牧師の記念日の祝日で、キング牧師が成し遂げようとしたことの一部が、今日現実になったのだ・・・というエモーショナルな偶然も加わって、あっちでもこっちでも「パブリックビューイング」という、歴史的一大イベントとなりました。

ワシントンDCに実際に駆けつけた人の数は200万人に上る勢いだったそうで、テレビではその歓声が地鳴りのように響いていました。壮観でしたね。

b0069365_16285497.jpgさて、肝心の演説ですが、「オバマ節」が存分に発揮されていたという点では、11月4日、勝利宣言のときのスピーチの方が、耳ざわりがいい言葉をふんだんに使って、純粋に感動的なものだった気がします。今日の演説は、彼がすでに「戦闘モードに入った」ことをアピールするものでした。国民に間違った期待を抱かせるような甘い言葉はなく、さらに今後の道筋について各方面に釘をさすようなかなり踏み込んだことも言ってました。

外交面で、まず世界との対話、特にアラブ世界との対話を強調したことは、これまでの宣誓式のスピーチでは考えられないぐらいの冒険だったんじゃないかと思います。それから、これまでの市場万能主義への批判とそこからの脱却、というテーマも相当きわどいトピックでは。さらに、「俺もがんばるけどお前もがんばれよ」と、暗に国民に犠牲を要求した点でもかなりリスクを背負ったスピーチだと感じました。

政治家の本質とは、「本能的に空気を読んで、言葉を選べる」ことではないかと思います。小泉などはその能力に非常に長けていたと思いますが、おそらくオバマはその能力に突出しています。なので、国民の熱狂も就任式までと、実はかなり醒めた頭で計算しているのではないかという気がします。

彼が大統領になったら、それだけで全てが解決し、経済危機はなくなり、テロもなくなるかも・・・というような安易な期待を国民が抱いていることをわかっていて、そしてそういう安易な期待は、裏切られたときに簡単に批判に変わる、ということもわかっていて、そうならないようその期待を自分のフィールドに誘導するための作戦をすでに始めている。今日の演説はその始まり、そんな感じがしました。

明日からは本当の「Change」に向かって各方面との戦闘(空気を読めるので正面衝突はしないでしょうが、彼がやろうとしていることを考えるとものすごい駆け引きになると予想される)に入るために、すでにいろいろカードを切り始めているはずで、それを考えたらもう浮かれてなんかいられないということなのでしょう。

もしアメリカが本当に変われるとしたら、これからの世界にとってこれほど心強いことはありません。アメリカがアメリカの国益だけのために世界を犠牲にするようなやり方を続けるのか、それをかえるのか、ということは、今後の世界の行く末を大きく左右します。言い換えれば、地球のサバイバルを左右します。

彼の実験がうまく行くことを願うのみです。Yes, we can.
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by kinky25 | 2009-01-21 16:25 | アメリカ/カリフォルニア

あけましておめでとうございます ・・・・??

今日は何日?いまさらおめでとうでもないのですが、去年からさっぱりブログを更新しなくなっており、これが今年最初の投稿です。

b0069365_15455922.jpgさて、アメリカの経済危機は深刻な状態で、さらにカリフォルニア州の財政危機はすごい。ほっとくとこの3月にも「現金がなくなる!」というので、州職員はいっせいに来月からFurloughといって、月に二回出勤停止で給与カットです。

なんと、第一・第三金曜日がお休み!隔週で三連休。

考えようによってはうれしい話ですが、もちろん事態はそんなに明るいものではなく、公務員なのにレイオフも始まるという具合です。

あっちでもこっちでも倒産、閉店。

「アメリカ式」経済の終焉でしょうか。

なにしろ、今まではすべてが無駄に大きすぎ、無駄につくりすぎだったと思います。(こんなことアメリカ人に言ったら怒られるなあ)

これからは日本式の時代です。詰めれるだけて詰めて、効率よく、です。それが無駄がなく、サステイナブルでもあります。

なーんて、アメリカ人にはなかなか受け入れられない発想なんですけど。でも背に腹はかえられない、ということもあるかもしれないし。景気の減速と燃料高が重なれば、いやでもそうならざるを得ないんじゃないかなという気がします。

ガソリンが急に安くなってしまって、今また1ガロン2ドル以下という異常な安さなのですが、(つい1年前には5ドルに届こうかという勢い)せめて4ドルまであがれば、デカ車命!の王国アメリカでは考えられなかった、トヨタのiQの北米進出も大いにありうると思っています。(実はこの分野では、アメリカ市場ではベンツのSmartが先鞭をつける形となってるっぽいのですが)

2009年、「小」にもっともっとスポットライトが当たるといいと思います。何かで読んだのですが、戦時中のスローガンに、「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」というのがあったそうです。戦争を誉めるつもりは一切ありませんが、でも日本人らしい発想だなと思うのです。何もないところからでも、知恵と工夫で何かを生み出せる。それが日本人の真骨頂。(アメリカだったら、「足らぬ足らぬは政府が悪い」(絶対自分のせいじゃない!)か、「足らぬ足らぬ・・・ならどっかから分捕って来い!」ってとこでしょうか)

日本国内の景気も冷え切っていますが、内にこもらずに、今年は外に外にアピールしていきたい所存(誰が?)。モノというより、イズムを、ですが。
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by kinky25 | 2009-01-11 15:39 | アメリカ/カリフォルニア

若者に何が起こっているのか。

気が付けばいつの間にか、若作りしてみたところで若者からは程遠い年齢になってしまった私が、今の職場でいつも感心することがあります。それは、

「優秀な若者が多い!」ということ。

どう見ても(確認はしてませんが)25歳~30歳ぐらいの若い世代(中には新卒もいます)が、大人と堂々と渡り合ったり、リーダーシップを発揮したり、非常に成熟した仕事をしているのです。スマートなだけではありません。浮わついたり感情的に幼稚なことも全くないし、実にきちんとした言葉を話す。自分の若いころと比べるとため息が出ます。そして、それを受ける大人たちのほうも、「若いから」という色眼鏡ではいっさい見ません。すごく対等です。優秀な若者がつぶされることなく、どんどん成長していける国、そういう気がします。

そんなことを考えていたら、「ギリシャの若者の暴動」のニュースを目にしました。ギリシャでは、若年層の失業率が20%(!)にもなり、同じようにイタリアなど他のヨーロッパでも、学歴はあっても職がなく、貧乏」という状態が慢性化し、若者の不満がつのっている、という話。日本も例外じゃないような気がします。

ヨーロッパと日本に共通している気がするのは、ある程度経済が成熟して、産業がどんどん海外に移転し、本国が空洞化してしまう、という現象。空洞化するついでに、雇用も空洞化してしまう、という現状がどうしてもあると思います。

アメリカがそうなってないのは、金融や人材が世界から集中しているからかもしれません。とにかく、アメリカの優秀な若者は本当に優秀です。(そして私の観察では、優秀さ率が高いアジア系は、インド系と台湾系!) 彼らを見ていると、この国はまだまだ安泰だ、という気がしてしまうのです。そして、この優秀さは、世界中の優秀な頭脳を、さらにアメリカに引き寄せ続けるのじゃないでしょうか。

世界の資本を集め続けたアメリカのやり方は、大きな代償を伴って破綻したから、これまでのアメリカのやり方は間違っていたということになるけれど、でも、この国が着々と培ってきた人材は破綻しない、という気がしてなりません。

片や、道を閉ざされて暴動に走るしかない若者、正規雇用にありつけず、力を試す場も与えられない若者であふれ返るその他「先進国」。

うーん、これは。

日本のノーベル賞受賞者の多くがアメリカに拠点を移してしまっていることなども、やっぱり偶然じゃないのかもしれません。

何とかしないといけないのでは。
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by kinky25 | 2008-12-13 11:59 | アメリカ/カリフォルニア

破綻したのは何だったのか?リーマンブラザーズ時代の終焉

リーマンだったかそれ系のアメリカ系証券会社で、社員のボーナスが一億だかなんだかだ、なんて騒いでいたのはほんの2,3年前だと思います。それからいくらも経たないうちにサブプライムが問題になって、そしてファニーメイやらフレディ・マックがおかしくなり、でさらにリーマンの破綻。

天国から地獄へ・・・・。あっけなく崩壊したアメリカのバブル経済。

素人の観察では、アメリカは全体的に身の丈に合わない出費をしてたと思います。本当だったらその収入では組めないような住宅ローンや車のローンが組めるようなからくりを編み出し、そういうのをサブプライムとか呼んで投資の対象にしてマネーゲームを展開し、あるはずのない資産をあたかもどんどん成長する資産のように吹聴し、世界中から投資をあおった。

・・・結局サブプライムの本当の顔とは、月給20万の人が月15万のローンを払わないといけなくなるような、「無謀なローン地獄」だったりするわけなのですが、話がにっちもさっちも行かなくなるまで、なぜか誰も止めなかった。

ここ数年のアメリカの経済状況は、猫も杓子も口八丁手八丁を使って身の丈に合わない借金をしてきた、単純に言えばそういうことのように思えます。月収20万で400万の車に乗ればそのうち首は回らなくなるし、一介のサラリーマンのボーナスが1億とかというのも現実離れしすぎています。せいぜい人口5万や10万程度のニュータウンをばかばか作って、そこに巨大なショッピングモールをばかばか建てて、さあ客よ来い、とやったところで、結果は見えているはずなのに、その事実は無視し、とりあえず消費者にカードで借金させて買い物させたりとか。

これらは、個人個人にそれだけの能力がないとか、価値がないということとは全く別。

地球を一つの銀行と見て、銀行の残高が限られているとすれば(そして地球を増やせない限り残高は限られている)、地球銀行には一介の社員のボーナスに1億も出せるほどの余裕はないし、際限なくショッピングモールをつくることもできない、ということなのです。そんな無駄遣いをすれば、どこかに破綻が生じるのは当たり前。

エコロジカル・フットプリントという言葉があります。地球の住人全員が、アメリカ人と同じ生活をするとすると、地球が5個も必要です。借金の問題とつながってくる気がします。

この方のことは詳しくは知りませんが、このリーマンの破綻についての記事は、かなりあたってると思いました。
http://doraku.asahi.com/info/doraku/money.html
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by kinky25 | 2008-10-03 09:24 | アメリカ/カリフォルニア

初めて聞いた「一人飲み」

病院の人手不足が深刻ということで、出産にまつわるトラブルのニュースをよく目にします。

この記事によれば、多くの産院・産科で、人手が足りないので、新生児に哺乳瓶を加えさせたまま放置(というと言葉が悪いですが)せざるを得ないそうで、それを「ミルクの一人飲み」と呼んでいるとのこと。

それで思い出したのですが、知り合いで、子守のボランティアをしに夜病院に行っている人がいます。「そうなんだ~」と何気なく聞き流していたのですが、改めて彼女の話を思い出してみるに、基本的には新生児を抱っこしてあやして、おむつを替えて、ミルクをあげるのがボランティアの内容だと思います。

生まれたばかりの赤ちゃんを素人の赤の他人に面倒見させていいのか?という意見が出そうですが、乳児に対する過失に異常にうるさく(事件が多いので)、管理もすごく厳しいアメリカでそれが成功しているということは、トレーニングや管理体制をちゃんとすれば可能だということのようにも思えます。

こういう方法は、日本では考えられないでしょうか・・・。
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by kinky25 | 2008-09-28 14:32 | アメリカ/カリフォルニア

ちゃんとしよう、家族計画。

今住んでいるところは決してガラの悪い場所ではないのですが、割と交通量のある通りに面していて高速のランプが近いせいか、車にまつわる犯罪が多いです。

b0069365_15213290.jpgうちのおっさんは2年ほど前にBBガン(おもちゃ)で窓を割られたあとに車を盗まれましたが、2週間ほど前にまた盗まれました。今日その車が見つかったそうですが、ひどいもんです。カタリティック・コンバーター(白金やパラジウムといった貴金属が微小に含まれている)目当てだったと思われ、その他にはこまごまとした部品や後ろ座席などがなくなっているらしい。プロならばエンジンやタイヤを持っていくはずということで、どうやら素人の犯行のようです。

2年前は、盗んだあとそのまま近所に乗り捨てていたところから愉快犯に近いと思われ、今回は車の窃盗にあまり知識のない若者の犯行。

こういうことを言いたくはないですが、本当に程度が低いです。盗みということに何の罪悪感もないのだろうし、たった数十ドルか数百ドルか知りませんが、そんなはした金のためにリスクを犯すこともなんとも思わない。若いうちからJailとシャバを行ったりきたり、という図が目に浮かびます。こういうちょろい犯罪が、お隣にもそのお隣の家にもこの1年のうちに起こっているので、そういう若者の数は本当に多いと思われます。

なんでこんなことになるのかな~。

子供が子供を産むことも、理由の一つにあるような気がしてなりません。貧しかったり、教育を受けていなかったりする若者は、親になる覚悟も知識もないまま、十代とかで子供を産んでしまいます。自分たちが未成熟だから子供ができてもまだ警察のやっかいになる人も多い。しかも生活力もないのに二人三人、そして別れて次の相手とまた子供を・・・・というパターン、多いです。そしてそういうのを見て育つ子供は結局同じことを繰り返す。

どこかでこの悪循環を断ち切るには、やっぱり教育が一番大事だと思うんですが、その中でも性教育が本当に大事。きちんとした避妊の知識や、望まない出産を避けられるようなサポートを周りがすることが、一番重要なことのような気がします。なぜって、教育の原点は家庭だから。

「貞操観念」的な言葉が通用しない今、これってとても難しい課題だと思うのですが、そういう時代だからこそ子供が子供を産む傾向はどんどん強ります。悪循環です。
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by kinky25 | 2008-09-22 15:06 | アメリカ/カリフォルニア

豊かなのに貧しいカリフォルニア?

カリフォルニアの財政年度は7月に始まって6月に終わります。6月が終わると次年度の予算交渉に入り、それは毎年お約束でもつれることになってます。予算が成立するまで2~3ヶ月、いろんな支出がとまったり減ったり。

b0069365_14212658.jpg州政府職員である私たちにも直接影響があります。出張にいけないとか、清算できないとか。特に今年は、シュワ知事が「予算が出るまで州職員の給料は最低賃金しか払わない!」という決定をしました。最低賃金は時給700円ぐらい。さて今月の私の給料は、満額出るでしょうか?

こんな漫画みたいなことが真剣に起こっているカリフォルニアですが、この根本には、深刻な財政赤字があります。そもそも前の知事が辞めてシュワちゃんが当選したときも、この鬼のような赤字が選挙の争点だったわけで。

これがどうしても腑に落ちません、私には。

カリフォルニアは豊かな州です。産業(シリコンバレーやハリウッド)があり、石油もけっこう掘れて、たくさん輸出できるほどの農業もある。土地も広いし金持ちも多い。

・・・・その州が、どうして職員の給料も払えないどころか、大きな借金を背負い、公立の学校の先生に年200万とか300万しか払えないほど貧乏なのでしょう??ぜんぜんぴんときません。カリフォルニア人に聞いても納得できる答えが返ってきません。不思議で不思議でしょうがありません。

実は温暖化政策でも、AB32(温暖化防止政策)を実施するにあたって、車社会からの脱却を図るために公共交通機関をもっと導入せよ!という声が市民などからたくさん上がっているのですが、専門家に聞くと「そのお金がない。」というのです。

公共交通機関は、70%以上ぐらいを補助金でまかなっているそうで、この財政難のおり、その予算が減らされる一方なんだとか。ただでさえ減らされているのに、どうやって改善したり新しい路線を足したりできようか?ということらしいです。

カリフォルニアに人口50万以上の都市はけっこうあると思いますが、そのなかでどれぐらいがそこそこ使える電車や地下鉄を持ってるかといわれると非常に謎。50万100万の人口を抱え、さらにビジネスも金持ちも日本よりもたくさんいそうなカリフォルニアの都市が、電車を引くお金がない。

このあたりにアメリカの豊かさの弱点が隠れていそうです。気が向いたら続く。
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by kinky25 | 2008-08-16 14:20 | アメリカ/カリフォルニア

崩壊した、サブプライムという名のバブル

アメリカ、いよいよ本格的に景気が悪くなってきました。巷ではリストラの話があっちでもこっちでも聞かれ始めました。

サブプライムに大揺れしたところに原油高が追い討ち。今日は、住宅ローン大手2社が、政府の「公的資金導入」を受けないといけないかも、というニュースも。

公的資金導入といえばバブル崩壊ですが、やはり、サブプライムというのは、一種のバブルだったとんだ思います。バブルがはじけた時期が原油高と重なったのは、偶然だったのか必然だったのか。

エコノミストでもなんでもない私の観察によるサブプライムは、「住宅をどんどんつくって転がして、払えっこない人たちにたくさん詐欺まがいの高いローンをおしつけた。しかもこのバブルに群がったタチの悪いハイエナたちの多くは、そのまま売り逃げした!」という感じで、これは住宅だけに限らず、車とか他のものにも言えたと思います。

私は時々「アメリカのばかでかいトラックやSUV」のことを書いてますが、日本にはあんなに無駄にでかい車は走ってないので、とどれくらいでかいのかぴんとこないと思います。ほんとにでかいんです。重さ2トン近い車種がたくさんあるんですから。ですが、そういうトラックに限って(大きいから高いですよもちろん!)、「うーん、この人ほんとにこの車買えるほどの収入があるのかな???」といいたくなるような人が乗っていたりして。

サブプライムがはじけて思うのは、この直感はたぶん間違ってなかった。住宅にしろ車にしろ、どんどんつくって、どんどん転がして(値段を上げて)、ほんとだったら買えるはずないような収入の人たちにまでどんどん売りつけ(ローンを組ませ)、あるだけのお金を搾り取って売り逃げする、そういうことがまかり通ったのがここ5年ぐらいのアメリカだったように思われます。

なんで許されたんでしょうあんなことが??違法すれすれだと思います。

長くなったので続きます。
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by kinky25 | 2008-07-12 15:00 | アメリカ/カリフォルニア

アメリカに吹き荒れる変化の嵐

風邪をひいていました。痛恨です。ほぼ1週間使い物にならず、大誤算です。参りました。

私が具合を悪くしている間に、アメリカもずいぶん具合が悪くなってきました。

b0069365_1324163.jpgまず、ガソリンの値上がりがとまりません。北CALは1ガロン4ドルを超えました。今まではガソリンが安かったので、猫も杓子もという感じで巨大なトラックやSUVを乗り回していたアメリカですが、もはやそういう車は維持できない情勢になってきました。

さらに、サブプライムローン問題にからんで、サププラでローンを組んでいた人たちの多くが、それを担保に車のローンを組んでいたらしく、家のローンが払えなくなると同時に車も取り上げられる、という現象が起こっているようです。

ジェネラル・モータース社は、トラックやSUVを作っていた4つの工場を閉鎖することを発表。

食料の値段も上がってきています。何かで読んだんですが、食料の値段が上がってきたので、家庭菜園を始めた人がたくさんいるそうです。

そして今日、シュワ知事がカリフォルニアに旱魃の非常事態宣言を出しました。早いところではもう節水制限が始まっており、さらに極度の乾燥で山火事のリスクも高まっているとのこと・・・・。このあたりの貯水池の水位もものすごく低いです。心配です。

ようやく民主党の大統領候補指名を確実にしたオバマ氏の掲げるポジティブな響きの「CHANGE」とは違って、今アメリカを襲っている「変化」は、これまでのような「何でもたくさんあるから、お金があれば好きなだけ使っていい」という世の中の構造が変わってきている、という、アメリカが始めて経験する負のスパイラルかもしれません。

石油などのエネルギー資源、食料資源、そして水。何もかもが地球規模で目減りしつつあることの影響は、超大国であるアメリカといえど間逃れることはできません。

「なんでもある」ことに慣れきった国なので、「なくなる」ということに対する反応が、やっぱりかなりヒステリックな気がします。ここが「サステイナブルな社会」への運命の分かれ道だと思うので、何とか大人の対応で解決策を見つけていってほしいと思います。

これはどこの国にも言えることですが、資源の目減りは、どの国の政府であれ完璧に解決することはできないと思います・・・戦争などの手段で勝者総取り、というやり方意外は。だから、個人個人がサバイバル能力を高めるのがほんとに大事だと思います。とりあえず野菜づくりとかからですかね、やっぱり。

写真: メリーゴーラウンドの馬たちもおののいてます!ていうかメリーゴーラウンドの馬がこんなにこわい顔をしていたことに、今まで全く気がついてませんでした。どうしてこんなに怖い顔?
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by kinky25 | 2008-06-05 12:58 | アメリカ/カリフォルニア

早くも夏バテです・・・・

b0069365_13393825.jpgサクラメントというところは、内陸なので元来冬はけっこう寒く夏は暑いのですが・・・・

今年は5月半ばで100度を越えました。華氏100度って約38度です。

あづいーーーーーー。

「温暖化」とはいうけれど、「暑くなる」っていうのは気候システムが破綻することによる異常気象現象の一つにしか過ぎない、なんて書いたりしていますが、こう暑いと、やっぱり熱波だけでも深刻な問題だと。

しかもサクラメントの夏はとーーーってもドライ。空気はからっからな上に焼かれるように暑いのでなんかとても消耗します。目玉がからからに乾いてひりひりします。じめじめしたのも辛いけど、からっからもこれはこれで。

ふだん多少こまめに節電していても、暑さ対策のエアコンで一気にぱあだな・・・・と思うのでなるべくつけないようにはしていますが、それでも西日が激しい時間帯はすでに2時間ぐらいエアコンをつけないと厳しくなってきました。・・・まだ5月なのに!

節電と暑さのせいのエアコン、どうしたらいいでしょう。

暑さ寒さが厳しいときは、なるべく大人数ですごすようにしたらどうかな?

アメリカ人は、エアコンなどをつけることにまったく罪悪感を感じないヒトたちなので、多少温暖化対策で節電しても、暑い日が増えてエアコン使用頻度があがったら、たちまちエネルギー消費が増えてしまうような気がします。

ちなみに、アメリカの一人当たりのCO2排出量ですが、私はどういうわけか10トンぐらいだと思い込んでいました。日本は7-8トンぐらいだったと思います。ヨーロッパには6トンぐらまで減らしている国もあります。

アメリカ、どれくらいだと思いますか?

省エネが進んでいるといわれるカリフォルニアでも、13トン超え!

国平均では、20トン超えておりました・・・・。

あああ、道は遠い・・・・。

しかし、暑くなる→エアコン→さらに暑くなる→さらにエアコン→もっと暑くなる→もっとエアコン・・・という悪循環は、どうやって断ち切ればいいのでしょう。・・・・そういうことを考えようにも、あんまり暑いと頭も溶けます・・・・。
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by kinky25 | 2008-05-21 13:39 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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