カテゴリ:アメリカ/カリフォルニア( 103 )

今日から夏時間

まだ朝晩は何となく寒いんですが、今日から夏時間。1時間時計が早まりました。そのせいってわけじゃないでしょうが、日中は急に夏のような日差しに。(最高気温74度!)

b0069365_14355795.jpgというわけで、家庭菜園2008開幕です。新たな野菜の種や苗を6種類ほど植えました。日本にいるときは、夜やネオンにスルドく反応する不健康な生活を送っておりましたので、土をいじったことなんてほとんどなかったのでした。

この2年ぐらい土をいじっていますが、何でしょう。これ、癒しの効果があると思います。癒しって言葉あんまり好きじゃないんですけど。お日様の下でひたすら雑草を抜いたりしていると、ほんと無心になります。無心になって作業してるうちに、今度は頭がすごくクリアになってきて、新しいアイディアが生まれたり。気分転換という言葉では片付けられないほどのカタルシスを得られる気がします。

最近、食糧問題がどんどん大きなニュースになってきてますよね。中国から輸入したギョウザでトラブルが起きたりなんて事件もありましたし。自給率を上げることがやっぱり大きな課題だと思うし、私はアーバン農業のことをよく書いてます。都会で実現する8サラ2農、なんて。

ところで、今団塊の世代が退職を迎えて来ています。その世代の方の中には、まだまだ元気だけど退職してパチンコぐらいしかやることがない、という人も多いらしい。そういう人を退職した会社が嘱託で呼び寄せて、「屋上菜園プロジェクト」とかやったらどうでしょうね。ボランティアに近い形で始めるのですが、ただ畑を耕すのではなくて、予算を与えられて、その中でいかに生産効率を上げるかをちゃんと企画書にして実行し、結果を査定する。10社ぐらいで競って、トップを取ったらボーナスとか。精神的に調子を崩して休みがちになったり長期休暇をとってる社員などは、畑で働いた分は勤務とみなす、とか。毎日出勤している人も、月に○時間までは、畑で仕事してもいい、なんてなったら楽しいかも。少しでも土をいじったら、いらいらばかりでストレスのたまる都会生活も、少しは潤うような気もしますが甘いでしょうか。でも、市民菜園は世界中ではやってきてますしね。

菜園だけじゃものたりない、でもそこにビジネスの要素が入ってくれば、昨日まで現役だったお父さんたちも、楽しんで参加できるんじゃないでしょうかね~。ちなみにこの屋上菜園などは、免税の対象にしておけば、節税対策でやる企業も出てくるかもしれませんし。(今でも屋上緑化はすでにそうなのかもしれませんが)

これを読んでいる全国の社長のみなさま(つーか読んでないし)、ぜひご検討ください!


写真:去年はこれしか(小指大)大きくならなかったスクワッシュ。また植えました。リベンジなるか。
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by kinky25 | 2008-03-10 14:17 | アメリカ/カリフォルニア

Turtle Bay Exploration Park, Redding, CA

サクラメントから北に2時間半、Reddingという小さな町があります。ここでFundraisingの市民レースがあり、元「カリフォルニアではかなり早かったランナー」のうちのおじさんが走りました。

ファンドレイジングという考え方はアメリカではとても盛んですが、日本では馴染みがないです。要は資金を集めるためのイベントや販売なのですが、目的も活動も実にさまざまで、いい時間とお金の使い方だな、といつも思います。今回のレースは、地元の高校の優秀な陸上選手への奨学金を集めるのが目的。こういう感じで、何でもかんでもファンドレイジング。クッキーを売ったり、洗車したり、NBAの会場でビールを売ったり。子供から大人まで、みんなで参加してつくる楽しみがあるし、経験豊富なので内容もかなりクリエイティブです。

それはさておき、私は自分が足が遅いので、レースに参加することはもちろん、近くで観戦したこともありませんでした。今日のレースはのんびりしたもので、私たちはランナーたちが走り去った後のコースをベビーカーを押して歩きました。すると、3マイル走の選手たちは、あっという間に折り返してきて、私たちとすれ違っていくのです。これがまた速い!そして力強い!市民ランナーというイメージからは程遠い完成度!人間の力ってすごいじゃないですか~!この力を、発電に利用できないでしょうか?市民レベルでもすごいアスリートは、競技を超えてたくさんいます。彼らはいたるところで試合やレースをしてるわけですけど、そこで発散されるエネルギーってタダモノじゃないという気がしてきました。モッタイナイ!

歩くときの振動で携帯を充電する、という試みの記事をどこかで読んだ気がするので、あり得ない話じゃないと思います。レースの後は、Turtle Bay という名前の自然公園へ。

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有名な「日時計」橋。この長いポールのようなものが日時計の針です。今日は携帯なので、画質が悪いです。








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雪を頂いた山並みが見渡せる絶景の植物園。Native plantを中心に、カリフォルニアと同じ地中海式気候の土地の植物を集めた、興味深い内容でした。ちなみに、冬が多雨で夏は暑くて乾燥する地中海式気候は、生物の種が非常に多様で、世界的な財産とも言える貴重な土地です。

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桜みたいな花でした。何でしょう?アーモンド?









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博物館もあって、マフラーをまいたSalamander(サンショウウオ?)がいました。地元の生き物だと思われます。

何か笑えます、ヤツ。
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by kinky25 | 2008-03-02 13:39 | アメリカ/カリフォルニア

Yes, we can. - アメリカが探している「変化」とは - 

大統領選は、民主党が熾烈な候補者争いをまだ続けていますが、ここに来てオバマ氏が追い風を受け始めたような感じがします。そしてそのキーワードは「Change」。

アメリカを変えよう、アメリカを変えたい、Yes, we can change.

「変化」への熱気のようなものが、人々の会話を通して、メディアを通して伝わってくるようです。ブッシュの8年間は、イラク戦争もあり、政治的には世間がずいぶん揺れた8年間には違いないと思います。でも、景気が悪くなかったこともあって、外国人の私には、アメリカの人たちがそこまで閉塞感を感じていて、変化を渇望していたというのが新鮮な驚きです。

彼らの言う「変化」の正体が何なのか(現時点ではまだかなりイメージが先行してる気がします)、注目してウォッチしてみたいと思っています。

b0069365_7331165.jpgオバマ氏のアツい演説には定評があり、マルティン・ルーサー・キング牧師の再来のようである、と評する人もいますし、グラミーでも朗読で賞を取りました。その彼が先日が行った「Yes, we can」というスピーチを、ブラック・アイド・ピーズが「リメイク」して曲にしたものが公開されています。

ちょっと政治はおいておいて。かっこいいです、このビデオ。日本の総裁選で、このような音楽クリップが生まれることは絶対ないですよね~・・・・(ていうかヒラリーでもあり得なかったか。)
悔しいけどかっこいい。ジョン・レジェンドやハービー・ハンコックも参加しています。音楽好きは絶対チェックするべし。

http://www.dipdive.com/

参加有名人リスト:Jesse Dylan, Will.i.am, Common, Scarlett Johansson, Tatyana Ali, John Legend, Herbie Hancock, Kate Walsh, Kareem Abdul Jabbar, Adam Rodriquez, Kelly Hu, Adam Rodriquez, Amber Valetta, Eric Balfour, Aisha Tyler, Nicole Scherzinger and Nick Cannon.
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by kinky25 | 2008-02-18 07:30 | アメリカ/カリフォルニア

ネットスターの悲劇。

27 clubって知ってますか?

ジミ・ヘンドリックス。ジャニス・ジョプリン。ジム・モリソン(ドアーズ)。カート・コバーン(ニルヴァーナ)・・・・・。

奇しくも同じ27歳で亡くなった、天才・破滅型のアーティストたちです。なぜか彼らは、示し合わせたかのように27歳でこの世を去ってしまった、というのです。

ロックスターに限らず、天才・夭折型の芸術家は、いつの時代にも、どんな国にも現れます。ラディゲやランボー。芥川龍之介に太宰治。リバー・フェニックス、最近ではヒース・レジャー。

先日、エイミー・ワインハウスがグラミー賞をほぼ総なめにしました。エイミーといえば、その「奇行」ぶりのせいで、音楽というより、ゴシップのほうが先行してしまっている感は否めません。ドラッグがらみ、だんなさんが刑務所に入れられてどうしたこうした・・・・。

b0069365_434289.jpgグラミーを取ったことで、このゴシップ騒動がますます白熱してるみたいです。「だんなが刑務所だから、グラミーの夜は違う男性と過ごしたらしい・・・・」とか、「受賞の日、絶対ハイになっていたでしょ!しゃべりかたがおかしかった」とか、はたまた「っていうかエイミーってブスじゃない?」とか。

ほんとにくだらないことを、ラジオやネットが言いたい放題。しかも彼女の音楽に何の関係もないし!

多分、破滅型のアーティストであるエイミー・ワインハウス。そんな彼女の、破滅的な私生活を切り売りして、何をどうしようと言うのでしょう。別にドラッグを擁護するつもりも何もないんですけど、元来芸術というのは、常識の枠にはまりきらないエネルギーを、爆発させることのできる人に与えられた特権だと思うのです。それを、くだらない世間の常識にあてはめて、あーでもないこーでもない、あげくにはブスとか。どーでもいいじゃないすか。低俗。そういうことを、公の場で堂々と言える神経がわからん。

ブリトニーも、最近はもう見ていて気の毒な感じしかしませんが、エイミーも、一挙にスターダムにのし上がったことで、メディアとネットに殺されるのではないかという気がしてなりません。

「Who killed the Radio Star?」(レディオスターの悲劇)という曲が、昔ありました。(Byバグルス) Video killed the radio star.....という歌詞でしたが、今はさらに悪化し、

「Who killed the Video Star?」の時代かも。ネットと高度情報化社会が、くだらない世間の常識を盾に、アーティストたちを丸裸にし、裁き、殺してしまう時代・・・。

もはや24時間、世界中から監視されてる最近のスターたち。そういうのがなくても、夭折せざるを得ないような繊細な感性を持った芸術家たちは、今の世の中をどうやって生き抜いていくのでしょう。テクノロジーだけムダに進化した、卑しいのぞき見・野次馬根性が、彼らの芸術をあっという間に食い散らかし、寿命をさらに縮めているのでないことを祈るばかりです。

元祖「24時間追いかけられたセレブ」、ダイアナ妃の遺言は、Leave me alone....。
ほんとに、みんなほっといてあげたらいいのに。
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by kinky25 | 2008-02-16 03:44 | アメリカ/カリフォルニア

Napa いつのまにか春が。

先週はぐずぐずと風邪をひきずってしまいましたが、今日はお誘いを頂いたNapaに行ってきました。シャンペンのテイスティングに連れて行ってもらいました。

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先週まで雨が降ったりして寒かったのですが、今日は快晴。

Napaのあたりでは、刈り取ったあとのブドウ畑に、今頃マスタードの花が咲くのだそうです。遠くから見ると、まるで菜の花。ブドウ畑が一面の黄色で、とてもきれいでした。

じめじめと寒いのでこもっていましたが、春はちゃんと来ていたのですね。


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相変わらず写真がひどいなあ。



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それにしても、この前まで車の窓が朝凍っているぐらいだったのに、今日は汗ばむぐらいの陽気でした。まだ2月なのにね。

今年は、熱波の年なのかな・・・・。

早々とちょっと、いやな予感が。

でも早春のNapaは、おだやかで、静かで、最高でした。

ところで、今グラミー賞を見ながら書いています。今年のパフォーマンスはすごくいい!
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by kinky25 | 2008-02-11 13:10 | アメリカ/カリフォルニア

Super Tuesday - 投票は隣のおじさんのガレージで??

昨日は私の誕生日でした。それはどうでもよく、スーパーチューズデイでした。一夜明けて今朝チェックしたところ、民主党はまだ決着が着いていないですね。おおごとになってきました。もちろん私は選挙権がないのですが、以前にうちのおっさんが、「投票はその辺の人んちのガレージでする」って言ってたので、それが本当かどうか確かめに行ってきました。

b0069365_1428584.jpg・・・・本当でした!住宅街にあるこのサインをたどっていくと・・・・。

そこはほんとに誰かん家。さすがに写真を撮るのはためらわれましたが、外に古ぼけた「Vote」という看板とアメリカの国旗がかかっていて、ガレージの中に投票所が!そしてそこには、ボランティアのおじさん(おじいさん)が3人ほど。以上。




世界の歴史を変えるアメリカ大統領予備選は、誰かの家のガレージで投票するのか・・・・。


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投票をすると、こんなのをくれます。

詳細はまた。
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by kinky25 | 2008-02-07 10:49 | アメリカ/カリフォルニア

Super Bowl!

昨日は国民的イベント、スーパーボウルでした。みんな家族や友人で集まって、観戦パーティをするというぐらいの大きなお祭り。今年はNew England Patriotsが、17戦無敗で完全制覇に挑むというので、大きな話題でした。さらに劇的な逆転劇で、みんなもりあがったことでしょう。

b0069365_941766.jpgところで、アメリカンフットボールに詳しくない私がそれを聞いて思ったのが、「17戦」無敗???1シーズン17試合しかしないの?ということ。

私が最近すっかり夢中になっているNBAは、シーズンが42戦。プレイオフまで含めれば平均45戦ぐらいじゃないかな。(2月20日訂正。大間違いでした。シーズンは80戦。)

欧州サッカーは、リーグ戦が30試合ぐらいと、カップ戦その他が20試合ぐらいかと。

日本の野球って、確か100試合以上じゃなかったでしょうか?

このアメリカンフットボールの、シーズン17戦って、異常な少なさ!

今の職場に、元NFLの選手がいるのですが(50歳ぐらい)、毎日のように体のガタの話をしています。あそこが痛い、ここが痛い、こんなふうになるって知っていたら、フットボールなんかやらなかった・・・・。

確かに。昨日試合を見ていて思いましたが、試合中ずっと喧嘩しっぱなしみたいなもんですね、あれ。体、ぼろぼろになると思います。たった17戦で、一生後遺症に苦しまなければならないほどのダメージを受けるフットボール!これはもうボクシング並かも。

ちなみにアメリカンフットボールは、アメリカ人がダントツで好きなスポーツだそうです。二位が野球で、三位がだいぶ離れてバスケットボールだったかな。とにかく、アメフは群を抜いて人気があるようです。

あのアグレッシブさがたまらない・・・・のでしょうか?
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by kinky25 | 2008-02-05 09:35 | アメリカ/カリフォルニア

2008年のマリリン・モンロー。

Super Tuesdayを来週に控え、先日ヒラリーとオバマのディベートがありました。LAのコダックホールで行われていて、ディカプリオやスティービー・ワンダー他、有名人の姿も多数ありました。そのオバマ氏ですが、ジョン・F・ケネディーが登場してきたときと比べられることも多いです。ケネディーがそうだったように、「何かを変えてくれそうな」空気を持っている、と。

b0069365_1612219.jpgわかるようなわからないような・・・というのもケネディーは、その人生があまりに劇的だったので、実物を見ていない私の中では、もはや「架空の人物」に近い感じなのです。マリリン・モンローとの噂とか、ちょっと現実離れしていて、もはや映画のストーリー。

そのディベートの中で、「ハリウッドからたれ流されてくる、セックスやバイオレンスの子供たちへの影響をどう思うか?」という質問がありました。パリスやブリトニーのくだらない下の話をはじめ、大きなニュースチャンネルでも毎日毎日芸能ゴシップをしつこく放送してるアメリカ。個人的にはうんざりだけど、アメリカの人たちもやっぱり気になっていたんだ、と知りました。

この問題、道徳的にどうか?という話は専門家にゆずるとして、例えば・・・・・。

1960年のケネディー、そしてマリリン・モンロー。
2008年のオバマ、そしてブリトニー・スピアーズ。

どっちがカリスマ性があったのでしょう。どっちが偉大だったのでしょう。


ケネディーがオバマより、マリリン・モンローがブリより、偉大だったような感じがしませんか?なぜかそういう感じが、私はしてしまいます。

でも多分、これって幻想なんだと思います。ケネディーもモンローも、今みたいに情報が外に出なかった時代に生きて、そして若くして亡くなりました。なので、私たちがイメージする彼らの姿の、大部分は実は想像や妄想でできていると思うんです。知りたくても知ることのできない情報を、憧れや夢といったエネルギーでせっせと紡いでつくりあげた想像や妄想。

もし彼らが現代に生きていたら、あれほど伝説の人にはならなかったかもしれない。モンローも、ブリ程度だったのかもしれない。だって2008年は、テレビやネットがセレブたちのうす汚れた現実の生活を、細部にまでわたってさらけ出す時代。憧れや嫉妬の対象は、一瞬にして哀れんだり、蔑んだりする対象になってしまいます。どんなスターでも、ちょっと尻尾をだせば、容赦なくひきずり下ろされてボコボコにされてしまう。現実の情報が早すぎて、想像も妄想も、美しく熟成する時間を与えてはもらえないのです。

だからきっと、2008年に、モンローは存在できない。そこに幻想や想像、妄想の働く余地はないから。

でも、この想像や妄想こそが、クリエイティビティの原動力じゃなかったのだろうか。見たいけれど見れない。触りたいのに触れられない。知りたいのに知ることができない。行きたいのに行けない。やってみたいのにできない。その、じりじりと焦げつくような焦燥や情熱。発散できないエネルギーは、内にこもって血となり肉となり、そして想像という大きな花を咲かせる。それを芸術と呼ぶのではなかっただろうか。

取り付く島もないようなあからさまな映像を、小さなころから見て育つ子供たちは、何を想像すればいいのだろう。一人のベッドで、何を抱いて眠ればいいのだろう。

モンローの存在できない時代に生きること。
モンローの存在できない時代に、子供を育てること。


うーん、チャレンジだ。
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by kinky25 | 2008-02-03 15:42 | アメリカ/カリフォルニア

I have a dream.

今日は、キング牧師の誕生日記念の祝日でした。(本当の誕生日は15日)

b0069365_14451147.jpgキング牧師(MLK)が暗殺されたのが1968年。そんな昔じゃありません。頭ではわかっているのですが、「隔離政策」がそんな最近まで行われていた、という事実、まだ信じがたい気がします。だって、100年前とかいう話じゃないんです。たったの40年前ですよ。そんな少しだけ昔の時代に、「民主主義国家アメリカ、自由の国アメリカ」は、まだ白人と黒人が同じバスに乗ることさえ許していなかった。

頭ではわかっているのですが、その事実がすごすぎて、やっぱりなかなか信じられません。マイケル・ジャクソンでさえ、デビュー当時の子供時代は、黒人専門のライブハウスにしか出演できなかったっていうんですから。


BGMはマーヴィン・ゲイのWhat's going onで。

彼の伝説のスピーチ「I have a dream」を、Youtubeで見てみました。やっぱりものすごいスピーチです。

MLKは抑圧と絶望の中から「自由」を手に入れるために、非暴力という方法を選びました。差別され、ゴミくずのように扱われてきた怒りや恨みや憎しみを、拳を振り上げ、銃を取る以外の方法で解決しようとしたのです。

苛立ちや怒りの感情と戦いながら、それでも暴力に訴えることを拒否したその強さと崇高さに、頭が下がります。どんなにしんどかったでしょう。愛する人を傷つけられたなら、傷つけ返してやる。そういう気持ちとの、気の遠くなるような戦いだったと思います。このスピーチの映像、MLKの厳しい目が印象的です。戦っている顔。彼らがそれほどまでに渇望した、「自由」。

最近は、「自由」はタダみたいに安いけど、人を傷つけることもタダみたいに安くなりました。人を傷つけるのも自由なら、地球を傷つけるのも自由? それが本当の「自由」の姿なのだろうか?今日は世界中が、このスピーチを見て考える日かもしれません。


最近、MLKの言葉で気に入っているものがあるので最後に紹介します。

We must learn to live together as brothers
or perish together as fools.

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by kinky25 | 2008-01-22 14:50 | アメリカ/カリフォルニア

嵐の州都 シュワちゃんに休みをもらう。

数日前から、嵐が来るぞ~、とメディアで騒いでいたのですが、ふんふんと聞き流していましたら、昨夜から今日にかけて、けっこうな嵐に見舞われました。朝一応子供を預けて出勤したんだけど、すごい風と雨。フリーウェイは前がよく見えないし、吹き飛ばされそうになるので徐行。とにかく道路にいろんなものが飛んできている。道をふさいでる障害物多数。

それらをくぐりぬけ、やっとオフィスにたどりついたと思ったら、30分もしないうちに、停電。

あれっ。

停電しちゃうと仕事にならない現代社会。暗いし、第一PCが使えない。ヒーターもなし?小一時間ほどで、「電気の復旧の見通しが立たないので、Governer's Officeがビルの閉鎖を許可しました」というアナウンスが。なんと今日はお休み?シュワちゃんありがとう!結局ダウンタウンの省庁は全部閉鎖だったようです。早速家路につきましたが、うっかりまたフリーウェイにのってしまい、冷や汗。事故もあったようで混んでるし、あちこち冠水してるし、立体交差してる場所では、上を走ってるフリーウェイから水がざっぱーんと降ってきたり!

サクラメントは全米一木の多い都市。一般道は、こんな状態。(見えないかな?)

b0069365_1334728.jpgでもあまりにたくさんの木が倒れて道をふさぐので、このていどはプライオリティが低いらしく、この時点ではほったらかし。

街中どこでもやたらめったら大きい木がそこかしこに生えているんだけど、強風のときは危ないんだなあ。

家に帰ると、停電こそしていなかったものの、テレビ(インターネット)が切れてる。やり残した仕事を片付けようと思ったのにできない。

そうこうしてるうちに、DayCareから電話があり、そこも停電したらしい。「子供たちをできるだけはあったかくしておきますが、早く迎えに来てください」だって。ネットがないから仕事もできないし、迎えにいった。どういうわけか、信号が停電してる場所も数箇所。信号って停電していいの??あぶないぞ~めちゃめちゃ。

嵐としてはまあまあ中程度だと思いますが、都市機能はかなり麻痺しました。私も、この場所での嵐には慣れてないので、うっかりフリーウェイにのるなど失敗をやらかしました。

ところで、温暖化の影響で、暴風雨のような災害が増えることが予想されているけど、カトリーナレベルではなくても、こういう「ちょっとした暴風雨」みたいなものも、もちろん増えていくだろうな、と実感しました。そうなると、「数年に1回ある程度の大災害」と同じぐらい、「数ヶ月に1回あるプチ災害」の対策も大事になるんじゃないか、と。でも、「災害に強いまちづくり。例えば、停電しないようにインフラを補強する。」という路線よりも、「この程度の暴風雨になったら、職場や学校は休みにする。停電もある程度はしょうがない。でもとにかく安全を確保して、家で待機すること。」というふうにルールを決めちゃったほうがいいような気がします。で、ローカルレベルで連絡網を決めたり、住宅街にあんまり高い木を植えないようにしたり、家でも多少仕事できる環境をつくったり、家庭で停電したときの対応キットを備えたり、暴風雨のときの運転技術を教えたり、そういう細かい災害対策をする、と。

災害にあんまり無理やり立ち向かおうとしないで、とにかく最小限のダメージでやりすごし、すばやく復旧するほうにプライオリティをおくという感じでしょうか。災害に対するResilienceを高める、と。なんせ、ちょこちょこ起こる、ということを前提にしたら、街も個人も対応になれていかないとだめですね。車社会だとほんと危ないですし、暴風雨。
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by kinky25 | 2008-01-05 14:00 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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