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2008年・エコブームはプチ菜園から。

アメリカにいると、「年末年始」を感じることが全然ありません。みんなクリスマスで燃え尽きて、なんとなくそのままNew Years Dayに突入するも、1月1日はホリデーシーズン最後の日。「年の初めの改まった日」というより、「あ~明日(2日)から通常営業だ~。」という、日曜夕方・サザエさんアワー気分の日なのです。

b0069365_1510770.jpg去年は何の準備もしないままアメリカ暦に巻き込まれ、「大晦日・お正月」の雰囲気を全く味わわないで終わってしまいました。なので、今回はわざわざ買いました。おもち。あれ、おもちじゃなくて「Komochi」でした。なぜにわざわざ「小」もち?別途、大もちもあるのか?ていうか本当は単に「おもち」って言いたかっただけなの?なんか気になります。

そんなことはともかく、日本人としては、頼まれもしないのに1年を振り返ってみたいと。

環境の世界では、今年は大きな出来事があった年です。「不都合な真実」のアカデミー賞受賞、ゴアとIPCCのノーベル平和賞受賞、IPCCの厳しい最新レポート、それを受けてのCOP13。まとめて言うと、「温暖化が現実のリスクである」という認識が、世界レベルで受け入れられた。そしてアル・ゴアとIPCCのおかげで、温暖化の認知度も世界レベルで大きく上がったと思われる年でした。

日本のニュースもちょこっと見てみたんですけど、地球温暖化関連はトップ10に入るようなビッグニュースではなかったようですが、こんなのが入ってました。
* 石油、ガソリンの高騰
* 相次ぐ食品の値上げ
* 食品の偽装問題

今はまだ点と点という感じですが、近い将来これらは全部線でつながってくると思います。要約しますと、「浪費がたたって資源が目減りし始めたのが、体感できるようになってきた。」ということです。「目減り」と言うと、石油や鉱物などの枯渇資源ならまだわかりますが、食糧もそうなんですね。食糧資源自体は最終的に使い果たしてゼロになる、という性質のものではないけれど、一人当たりに回ってくる食糧が世界平均で減り始めているのが、ついに値段でも見えるところまで来たということです。

なので偽装問題も、私にはどうもひっかかっています。「企業倫理」の問題だけなのかな・・・。と。原料や石油の値段がじわじわあがっていることのしわ寄せが、偽装という形で現れている、という側面はないのかな?と。これから先、状況が多少なりと悪くなれば、日本に食糧を輸出してくれる国や、その量が減るかもしれない。そのときに、足元を見られて、質の悪いものを高く売りつけられる可能性だってあるわけです。そうなったら偽装どころじゃないです。食糧問題は、重大な局面に差し掛かっていると思います。

ちなみに、農林水産省が「食料の未来を描く戦略会議」というのをやっていて、それによると、もし国内生産だけで食糧をまかなわないといけなくなったら・・・・
朝「ごはん茶碗一杯、粉ふきいも、ぬかづづけ。」
昼「焼き芋2本、ふかし芋1個、りんご1/4個。」
夜「ごはん茶碗一杯、魚一切れ、焼き芋一本。」
これだけしか食べられないそうです。

Backyardで野菜をつくるようになって2シーズン目の今年は、青いトマトで食中毒、というおまけつきでした。それで痛感したんですけど、野菜づくり(農業)って素人には本当に難しいです。知らないことがたくさん。で、それを克服するには、やっぱり今回のように失敗を繰り返して自分で覚えていかないとだめなのかなと思いました。その土地の気候、土壌、それから自分や家族のスケジュールや体調と、Site-specific(うちにしかあてはまらない)な要素がたくさんあるので。

食糧問題を克服するのには、自給率を上げるしかないと思いますが、日本は耕作地が限られているのだから、小さいスペースでゲリラ的に菜園をやるのが有効じゃないかと最近つくづく思います。プランター、ベランダ、庭、共有地、職場、どこででも。でも、そういう場所で効率的に(継続的に)収穫できるようになるまでは、3年でも5年でも10年でも試行錯誤が必要でしょう。でももし、たくさんの人がふだんの生活の中でそういう局地的な栽培ノウハウをいろいろ持っていると、実際に輸入量が減ったときに、かなり役に立つと思います。

そういったわけで、プチ菜園がはやるといいのにな~と思います。もちろん今でも菜園や庭をやっている方はたくさんいらっしゃると思うんですが、もう少しコミュニティ性のあるもの・・例えば、共有スペースを使うとか、花壇に野菜とか、街路樹に果樹とか。それから、室内とかオフィスとかの有効活用や、世話担当のローテーション、いろいろひっくるめてクリエイティブな菜園を、いろんな人がいろんな形で実験するといいのになと思います。このアーバン農業問題、来年はもう少しいろいろ調べて、何か形にしてみたいと思っています。
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by kinky25 | 2007-12-30 15:08 | カンキョウの話。

一面のケシ畑・・・・。

パキスタンで、ブット前首相が暗殺されました。

b0069365_15173981.jpgそれで思い出した光景があります。CNNの特番で見た、アフガニスタンに広がる一面のケシ畑。アフガン、イラン、パキスタンにまたがるGold Crescentとも呼ばれる一帯は、現在世界最大のケシの産地だそうです。ケシなので、Opium=ヘロインの原料、ですよね。
アフガニスタン一国で確か世界の生産量の90%以上を占め、国内的にも、アフガンの経済の1/3を占めるほどだとか。世界に出回っているヘロインのほとんどは、アフガンとその一帯で生産されたものだということになります。

ケシの栽培は、特にパキスタンと国境を接する南部の州で盛んで、パキスタンにまたがってその一帯に勢力を保っているタリバンの資金源になっている・・・・と言われています。(断言していいのかはちょっとわかりません)もちろんパキスタンを通って世界のマーケットに流通していくオピウムも多いとのこと。そして、タリバンの支配が強いパキスタン側のどこかに、オサマ・ビン・ラディンたちも隠れている、と言われていますよね。それをバラク・オバマが「大統領になったら空爆する」と言って物議をかもしました。

b0069365_15202323.jpgケシ栽培は、過激派の資金源になっているばかりか、国内に入ってきてドラッグ濫用を引き起こすので、何とか根絶しようと現地に駐留している米軍やイギリス軍が作戦を展開しているのですが、いろいろな問題が重なり、いっこうに減らすことができていないようです。

今回の暗殺を伝えるニュースを見ていたら、「今回の暗殺で一番得をするのは誰なのか=犯人はどのグループなのか?」という議論が盛んにされていました。タリバン、アルカイダ、その他のイスラム過激派、と答えている専門家や関係者が多いようでした(直接的な関与と断言はしてませんでした、念のため)。そして改めて、「テロとの戦い」の重要性が言われたりもしていました。もちろんテロはいけないことです。特にこういうふうな形で血が流されるのを見るのは、いたたまれません。

でも、テレビで見たケシ畑・・・・広い大地にどこまでもどこまでも続くケシ畑、を思い出すと、この「テロとの戦い」なるものがどこかで終わるとは、とても思えないのです。もちろん人道的に許されるはずもないケシ栽培。でもそれが正当化されて、大規模に行われている場所がある。そしてその、どこまでもどこまでも続くケシ畑から、憎しみを形に変えるための資金が湯水のように生み出されていく。それを少しづつ、銃と人間の手で掃って・・・・という映像があったのですが、砂漠に水をまくようなもので、こちらを刈り取っても、その向こうで誰かがすかさずタネをまき始めれば、水の泡じゃないか、という感じでした。

どんなにケシを刈り取っても、それを植えようとする人がいる限り、タネはまたまかれる。

憎しみや戦いの芽も、刈り取っても刈り取っても、根っこが残っている限りまた生えてくる。

人間の感情で、一番最後まで強く残るのは、「恨み」である、と何かで読んだ記憶があるのですが、やっぱりそうなのでしょうか・・・・・・。だとしたら出口はあるのでしょうか・・・・。考えこんでてしまった年の瀬でした。



http://www.smh.com.au/ffximage/2005/01/13/poppyfield_wideweb__430x275.jpg
http://bbs.keyhole.com/ubb/printthread.php/Cat/0/Board/modEarthNature/main/1003165/type/thread

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by kinky25 | 2007-12-28 15:14

やどりぎの下で。

西洋にはクリスマスにはやどりぎを飾る習慣があって、そのやどりぎの飾りの下にいる人(女性)にはキスをしていいとか、やどりぎの下でキスをすると幸せになる、という言い伝えがあるそうです。

b0069365_16115385.jpg

飾りは家の中にするものらしく、まだまじまじと見る機会はないのですが、そのへんにけっこう立派なやどりぎが生えてます。でも、こんなにきれいなぼんぼり型のは珍しいように思いました。若者たちはクリスマスのバイトがてら取ってきて売ったりするそうですが、どうやって取るんでしょう。けっこう高いところに生えてるのが多いと思うんだけど。

少し調べてみたら、寄生生物であるやどりぎには、豊穣のイメージもあるそうです。クリスマスのころには丸裸になってしまっている宿主の木に、青々とたくましく茂っているからでしょうかね。ちなみに、やどりぎの実はねばねばべたべたしていて、鳥に食べられておなかを通ってでてきても、その粘りが失われないらしいです。鳥が木の枝に止まってるときにフンをしたら、種はラッキーとばかり、枝にくっついてそこから根を伸ばし、それが新しいやどりぎの誕生となる、と。

植物って本当にうまくできている。
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by kinky25 | 2007-12-27 16:27 | アメリカ/カリフォルニア

今日はクリスマス。

プレゼント交換の苦悩を先日書きましたが、それでもクリスマス・イブは、子供たちにとってはやっぱり一年に一度、アドレナリン放出しまくりの楽しい日。物心がついてきた我が家の19ヶ月児も、たくさんのプレゼントを目の前にして顔がひきつっちゃうぐらい大興奮。包装を開けるのももどかしく、手足をばたつかせ、おたけびを上げてプレゼントの山につっこんでいってました。

b0069365_714635.jpg子供の日だなぁクリスマスは、やっぱり。

一応ケーキも焼きました。お子様向けにあざとい色の飾りにしてみましたが、クリームやフィリングが足りなくて味はいまいちでした。反省。あと料理も少しつくったのですが、たいしたことしなかったのになんかえらくてんぱりました。

「料理がうまい」人って、5人分、10人分の料理を作っても上手にできる人のことじゃないかなと、最近つくづく思います。私は2,3人ぶんならやっとなんとかそれらしくはなってきましたが、それ以上の分量になると全然ダメ。すっかり機能不全におちいって固まります。

そんなことしててんぱってる間に時間はどんどん経つし、何かがあっちで焦げたり、分量を量り間違えたり、子供がまとわりついてきたりしてもうお手上げ。あんまりてんぱって、料理をほったらかしてパソコンでネットはじめちゃったりして。ただの現実逃避なんですけど、どうにも集中力が続かない。事態は悪化する一方。

それでもなんとか終わったクリスマスイブ。

一夜明けて今日はクリスマス。

12月25日。この日は好きです。だって元旦と同じで、何もしなくていい日なんですもん。店も全部しまってるし、おうちでだらだらすごしていい日だと思ってます。食べ物も昨日のパーティフードの残りがたんまりあるし。何もしませんよ~今日は。(キリスト教的にもそういう日なのでしょうか、クリスマスは。クリスチャンではないので不勉強。今度調べてみよう。)

みなさま楽しいクリスマスを(ってもう遅い)。
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by kinky25 | 2007-12-26 07:29 | アメリカ/カリフォルニア

正直うんざりなクリスマスプレゼント

クリスマスがどれだけビッグなイベントなのか、アメリカに住み始めるまではやっぱりぴんと来ていなかったと思います。そこそこ義務的にクリスマスに参加する立場になって今年で2年ぐらいですが、正直に申し上げましょう。早くもちょっとうんざり気味でございます。何にって・・・・ショッピングに。

10月末のハロウィンあたりから始まって、サンクスギビング、クリスマスで最高潮を迎えるホリデーシーズンは、とにかくプレゼントを買わないといけないシーズンでもあるのです。特に家族のイベントであるクリスマスともなれば、一親等はもちろん、おじさんおばさん、甥や姪、その子供・・・その上に友達、職場・・・とまあきりがないぐらいにプレゼントを買わないといけません。

ホリデーシーズンだけで、年間の消費の30%ぐらいを占めるというぐらい、みんな血眼になって買い物します。お店は朝から夜12時とかまで開いてるし。私なんかはよそ者だし、買わないといけない量なんてたかが知れているのですが、これがもしフルの扱いだったら、と考えるだけでちょっと呼吸困難になりそう。「お歳暮」なんかの義務感に限りなく近いです。「あの人には何がいいかな~」なんて選んでて楽しいのは、ほんとに親しい人たちくらいだと思う、正直言って。あとは「とにかく何かあげないといけないからとにかく買っている」だけであって。終盤はどうしてもやっつけ仕事になります。

b0069365_15515344.jpgとにかく数をこなさないといけないので、そんなに親しくない間柄の場合、いい大人でも10ドル20ドルぐらいのプレゼントを交換することもよくあります。でも正直いって、その程度の値段で気に入ってもらえるものを探すのも大変で苦痛だし、もらってもうれしくない・・・・。結局クローゼットに直行で、そのままお蔵入り、とかけっこうあると思う。

うれしいのは気持ちだけなんだよね。

忙しくて大変なのに、わざわざ私のことまで気にかけてくれて、プレゼントまで買ってくれてありがとう、という。その気持ちは本当にうれしい。でも、正直言って、もらってうれしいものをもらえる確率は低い。

同じように、低予算で「あげてうれしい」=「これだったら気に入ってくれるだろうな!」と思えるものをあげるのも難しい。好みやセンスや年齢なんかを考え出したら、ほんと出口の見えない長い買い物。軽く罰ゲームですよ、これ。

なので、今年はこれをやってみました。

「寄付」をプレゼント。

プレゼントを贈る相手の名前で寄付をすると、その団体から彼らにお礼が行く、という仕組みになっています。今回選んだのは、Red wood treeの植林プロジェクト
北CALに自生するRed wood tree(↑)は、とても大きくてみんなに愛されている木です。今回寄付を贈った彼らも、Red woodの森でキャンプをしたりするのが好きな人たちなので、いいかなと思って。この団体の場合は、ある程度の金額を払うと、自然公園の中に、「彼らの木」を植えてもらえて、あとから行ってもどの木かわかるみたいです。彼らのHPには、「モノはあっという間にすたれてしまうけど、レットウッドは何百年も残ります。この先ずっと残る贈り物を。」とありました。値段のわりに壮大なプレゼントじゃないかなと思います。

でもこういの賛否両論あると思いますし、贈る相手は慎重に選ばないといけません。あと、勝手に自分の名前で寄付されて、うれしくない、という人もいるかもしれない。でも、使いもしないものを送るより、はるかにいいような気がします。自分がもらう立場なら、私はこっちのほうがありがたいです。

寄付も一つの方法ですが、このホリデー・ギフトのAlternativeがいろいろ出てきたらいいのにな。私だけじゃないと思うんですけど、ホリデー・ショッピングが苦痛なのは。
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by kinky25 | 2007-12-24 15:35 | アメリカ/カリフォルニア

シュワ、連邦政府を訴える。

Federal government(連邦政府)という考え方は、日本みたいな小さくて単一な国の人間には感覚的に理解しにくいと思います。私も住んでみるまでは全然ぴんときてませんでした。連邦政府は中央政府=お上なんだから、その権力は絶大なのかと思ってました。

実際に中から見てみると、アメリカとは結局異なった人種や文化の寄せ集めでしかなく(しかも広いし)、それをとりまとめる「連邦政府」の拘束力はそんなに大きくありません。各州も必要以上にごちゃごちゃ言われるのを嫌うし、我が道を行くことに誇りを持っているみたいです。

そのような状態なので、連邦政府は最低限の規制しかしない。あとは州まかせ、ということがよくあります。環境問題もその一つ。再々ご紹介しているように、カリフォルニアは環境規制ではアメリカの最先端です。連邦政府の規制より、加州の規制のほうがはるかに厳しい、という分野がたくさんあるのです。

b0069365_15413890.jpg我らがガバネーター・シュワちゃんは、共和党でありながらなぜか環境にはけっこう熱心です。かれはハリウッドにいたわけなので、ゴアやディカプリオに象徴される、Green is the new blackという流れに敏感に反応しているということなのでしょうかね。本当のところは、よくわかりません。いずれにしろ、実際問題として温暖化防止への取り組みには確かに積極的です。一度書きましたが、そのおかげでわが環境庁の温暖化防止対策チームにはふんだんに予算が下りてきて、他の部署の人からうらやましがられているという状況です。

それはともかく、その温暖化対策の一環として、カリフォルニアは、車からの排気ガスレベルを厳しく規制する法律を通してます(低排ガスの車を開発して売りなさい、という自動車業界への圧力です)。ところが、連邦政府の環境庁は、カリフォルニアが通したのよりもゆるい規制しか設定してません。そのため、加州は、加州が連邦環境庁の規制を適用を免除してもらって、独自のもっと厳しい規制を実行できるよう請願をしていました。

このたび連邦環境庁がその請願にお返事を出しました。答えはNO。もちろん、自動車業界の意向を汲んでの判断、と取られても仕方のない展開です。

シュワちゃんがそれにお返事をしました。「じゃあ訴えてやる!」

ということで、この件は裁判になるようです。

こういうやりとりは、全く珍しいものではありません。アメリカはなんでも裁判で解決する文化だということがあり、「裁判沙汰」=マイナス、というイメージはあまりないように思います。環境問題も例外ではなく、いろんなことが裁判で解決されてます。絶滅危惧種の問題だと、「フクロウ対連邦政府」とか。別に冗談ではなくて、絶滅危惧の生物を原告団にして連邦政府を訴える、というのが常套手段。

今回は、カリフォルニアと、同じように規制を強化しようとしている15ぐらいの州が訴訟に参加するようです。連邦政府はエネルギー産業、自動車産業など大きな権益にがんじがらめで空気が読めておらず、国外でも国内でも温暖化防止の規制に消極的です。

各州の独自な動きに期待するしかない状況ですね。ここは一つ、シュワにターミネーターぶりを発揮してもらわないと。
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by kinky25 | 2007-12-23 15:37 | カンキョウの話。

Like a rolling stone........

Rolling stone gathers no mossという諺がありますよね。転石苔むさず。

いい意味でも悪い意味でも使われます。

アメリカに来る前にいた会社はヨーロッパの会社ですが、私のいた部署はアメリカに本社があって、アメリカ企業のカルチャーでした。グローバル企業なので世界中にファンクションが散らばっていましたが、どこでも人の出入りが激しかったです。これフォローしなきゃ、と連絡してみると、辞めてる・・・・。ってことが本当に多くて参りました。辞める、も辞めさせられる、もどっちも頻繁にあったんですけど、いずれにしても業務の引継ぎなんて一切ないので、やめたらその案件はほったらかし。ひどい時はプロジェクトごと放棄・・・・・。苔、むさなすぎ、でした。

b0069365_14194039.jpgところが打って変わって、今は苔むしまくり、な環境にいます。まず辞めない(もちろん辞めされられることもほとんどない)カルチャー。みんな10年20年と同じ場所にいるので、その道でものすごいエキスパートになっている人もいれば(法令を作り(書き)つづけてる生き字引な人など)、なんというか・・・あの~少しリフレッシュされたほうがよろしいのでは?と言いたくなるような方もいらっしゃいます。



なぜかサクラメントなんかに流れ着いているあたり、私はローリングストーンなのでしょうが、その私からすると、苔むしまくりはちょっと真似できそうにないです。10年も同じところに勤める、って考えただけで息が苦しくなります。かといって、いつクビになるかわからない、苔むさなすぎ企業ももうあまり魅力を感じない。この年になると、やっぱりもう一生の進路を決めたい、というのもあって、最近は自分で何かやりたいな~と考えるようになりました。資金はありませんが(笑)アイディアだけは山のようにあります。

でも、ここで問題になるのが、「どこでやろうか?」ということ。

サクラメントにあまり執着はないです。というか正直ほとんどないです。

なら、どこでやろう?日本に帰ろうか?アメリカにとどまろうか?とどまるならどこに??それとも別の国???

全然、わかりません。どうしましょう。

どこにいてもできるネットベースの何かにすればいいかなと思ったりもするんだけど、それでも生活する場所は大事です。人生仕事だけじゃないし。

うーん、根無し草。終の棲家はどこになるのかなぁ。見当もつきません。

海外在住のみなさん、いかがなものでしょうか。これって一度は通る悩みなのかな・・・・。
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by kinky25 | 2007-12-22 14:21 | アメリカ/カリフォルニア

Brew time!

b0069365_14443539.jpgついに買ってしまいました、これ。

Home brewing kitです。Let's moonshine!

家でビールを、作るぞーーーーー!と、かなりテンションあがってます。

職場の同僚で最近おうちBrewingに精を出している人がいて、おすそわけを味見したら、これがなかなかおいしかったのです。彼が「そんなに難しくないよ」と言うので、思い切って買ってみました。まだ何が届いたのか把握もできていないんですけど・・・・でもこれで冬ごもりが楽しくすごせるかも、ビールづくり。

彼は一応一通り基礎を終えて(?)、最近はチョコレートなんかのフレーバービールの開発に余念がないらしい。私も、春になったら庭のアプリコットでアプリコットバイゼンを作りたいわけなんですよ!なのでそれまでに基礎編を終了しておきたい所存。

さて、Home brewingはエコ度も高いと思われます。

① 6本パックを買い続けるとうずたかく貯まっていく空きビン・リサイクル地獄から解放される。22オンスボトルをリユース、が一般的なようです。
② 買い物が減らせる。12オンスボトルはとにかく重くてかさばる。私なんかは一回の買い出しでせいぜい2パックぐらいだけど、それじゃ1週間も持たない。この非効率な買い物から解放される。

三番目が、実は一番おもしろい実験だと思っている、食糧危機への対応。Home brewingに当たっていろいろなサイトを調べたんですけど、ホップの原料不足と値上げが、かなり深刻化しているようなんです。家から一番近い家庭用ホップを扱うお店では、「お一人様○パックまで」と購入を制限しています。

穀物には先物取引、なんてありますよね。結局はお金を前もって積める、資金のある会社が優先的に買えるわけです。だから小規模で生産しているマイクロブリュワリーは、バドやミラーに比べたらずっとホップの凶作に影響を受けるわけだし、さらには家で趣味でビールをつくる人に卸している人たちの手にも、ホップは手に入りにくくなってきているはずです。だからお一人様○パックとなる。だけど、ホップ農家もバイオ作物に転進し始めているというのがあったり、温暖化による凶作が避けられないという事情から、状況が好転する可能性は薄いと思われます。もちろんホップだけではなくて、小麦の供給事情も悪くなっていますし。

b0069365_14532334.jpgなので、ですね。ビールをつくってみる前から何なんですが、庭でホップを栽培してみたらどうかと希望に胸をふくらませているのです!まあ、なんでもアイディアだけで企画倒れの多い私のことなので、トライしてみるかどうかわからないのですが、もし実現したら、かなり自給自足な手作りビールです。あー楽しみ楽しみ。

半分冗談(というか無理かな?)ですが半分本気なのは、これからやってくる食糧危機に備えて、みんな得意分野をつくっておいたらどうかなと思ったりしているから。1800年代後半にゴールドラッシュでカリフォルニアに続々移民がやってきたころは、ご近所のドイツ人、イギリス人などが自然発生的にビールをつくる担当になり、それをみんなが楽しんでいたらしいです。なので、私は勝手にビール担当に立候補しようかと思っているのです。

10年後の担当を目指して、今から練習です。かなりわくわくします。
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by kinky25 | 2007-12-21 14:26

クリスマスといえばライトアップなんだけど

「ライトアップ」っていうのはどうやってできた言葉なんでしょうね。英語では使われてないと思うんですけど日本人がつくった言葉なんでしょうか。そんなことが気になるのはもうすぐクリスマスだからですね~。一応なんとなくライトアップの記事を探してみたら、light displaysと書いてありました。実際英語では何が一般的な言い方なのかな。

b0069365_14142211.jpgさて、クリスマスまであと一週間もないので、どこの街でも家々がライトアップされててすごいことになってます。今まであまり注意して観察してなかったんだけど、ご近所で協力しあって(話し合って)、1,2ブロック全体で、派手派手しいライトアップをするところもあるらしいです。昨日そういうとおりをちょこっと通ったんだけど、まあエレクトリカルパレードみたいなことになっていました。みんなそれを楽しみにしててわざわざ見に行くみたいです。写真を撮らなかったのでSacbeeから拝借(http://www.sacbee.com/118/story/563734.html)。これはダウンタウン・56th&Tのあたり。サクラメント近辺にこういうフィーバーご近所が5,6ヶ所ほどあるそうです。


これ最近日本でもはやっているんでしょう?世界中で電気のたれ流しですよ~けしからん!
・・・・などと無粋なことを言うつもりはありません、年に一度のホリデーシーズンですから。でも、「これこそソーラーにするべきじゃない?」と以前からコンセプトを暖めておりました。だって、ライトアップは夜だけ。昼間太陽の光を集められるだけ集めて充電しておいて、夜数時間発電する、というサイクルは、太陽発電にぴったりなのではないでしょうか?しかも、ちょっとぐらい早く切れたりしても正直大勢に影響はないはずだし。ミッション・クリティカル度の低さも太陽発電に適してます。その上、電気代というランニングコストはゼロ。みんなこのライトアップのために、月何万も電気代を払うわけだから、それを考えたらいい買い物でしょう!

まさにWin-Win!メリットばっかり!売れないはずがない!

よし、来年は、太陽発電クリスマスライトを販売するぞ!

ぶるぶるっ。・・・と奮い立ってリサーチを始めたところ、

・・・・・・・・けっこう製品出てました、すでに。

しかもいろんなバラエティがあります。どこでも買えます。

全然遅かったです。

どうしてあんまりはやってないんでしょう。そんなに高くないんですよ、値段。さらに、電気代がかからないことを考えたら、買い換えるデメリットはたいしてないと思うんですけれど。

マーケティング不足?日照不足?何が原因?

これ、市や地方自治体が規制したらどうなのかな。○○年以降、ライトアップはソーラー以外認めない、と。コスト的な犠牲がほとんどなくて実施できると思うんですけどね。小さな投資であっと言う間に効果が出るはず。州か市に提案でもしてみましょうか。

廃棄するライトは回収したら何かに使えるのか考えておこう。
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by kinky25 | 2007-12-20 14:12 | アメリカ/カリフォルニア

地方都市の憂鬱・・・・雨だし寒いし冬は。

サクラメント、というかカリフォルニアは基本的に冬が雨季なんです。今週はずっと雨の予報。しかも寒いし、5時には真っ暗だし。さらに小さい子供がおればすっかり行動範囲もせばまり、テンションも下がる一方で、ひきこもり気味の今日このごろ。

庭にも出れないし、ついつい、部屋でどんよりテレビ、という瞬間が、最近しばしば。子供にはテレビを見せない方針なのですが、さすがに外に出る時間が減ると、テレビっ子のおっさんがすぐスイッチを入れてしまいます。今の時期ですと、おっさんはほとんどサクラメント・キングスの試合を見ているのですが、なんとその影響か我が家の1歳7ヶ月児も「Go Kings!」を覚え、テレビでいっしょに応援するようになってしまいました。今では、新聞でキングスの記事を見ただけで、「きんぐす!まーちん!(キングスの顔はKevin Martinという選手)」と叫んでます。

b0069365_1427231.jpgそうかと思うと、「Song!Song!」と言って、音楽をかけろ、と要求するようにもなりました。彼の一番のお気に入りは、スティービー・ワンダーの初期のベストアルバム。"I was made to love her"という曲がfavoriteです。

この年でスティビー・ワンダーとは、しぶいね。と思っていたんだけど、そういえば数ヶ月前コンサートに連れて行ったのだったと思い出しました。同じく、キングスの試合にも連れて行きました。もちろん両方とも夜だったので、息子は途中で寝てしまったのですが、それでもああいう、万単位の人が集まってわーっと盛り上がるライブ、というのは、例え小さな子供であっても脳を刺激するものなんでしょうかね。ライブで見せたことと、今キングスとS・ワンダーが好き、というのはどうも無関係じゃないような気がして仕方がないんです。

私自身、コンサートもスポーツもライブ観戦するのが大好き。同じ感性を共有する人たちの熱気が作り出す「うぉぉぉぉぉーーーー」という熱気に興奮するのってほんとに気持ちいい。どんなにネットが発達しても、あのライブの高揚感やグルーブ感は、やっぱりライブでしか味わえないと思ってます。「シーン」って言葉があるけど、まさにこの同じ場で同じ感動を共有するグルーブ感が、私にとってのシーン。音楽シーンとかクラブシーンとか、アートとか。

b0069365_14262394.jpgところが残念ながら、サクラメントにはそういういいイベントがあんまりないんですよね~。それってシーンがないってことなのかな、と思ったりします。人ごみはあるんですよ。今モールにいけば、人混み車混みはいくらでも。でも、ただ人がいるだけじゃだめ。同じセンスや感覚を共有する人が集まって、同じ何かを感じる、という空間がどれだけつくれるかが、その街に「シーン」があるか、その街にカルチャーがあるか、という基準のような気がします。実際、写真はサクラメントにある遊園地なんだけど、しょぼしょぼです。

夏は、シーンがなくても、自然とたわむれていれば楽しめるのですがね、地方都市。何でもアウトドアってだけで3倍心地よいし、楽しいし。でも冬は、シーンがないことがずしんと堪える。人肌恋しいなあ。人肌恋しいというのは、人ごみって意味じゃなくて、「共感」という人肌です。その意味で、東京って街はやっぱりすごい。

アメリカって、隣も遠いし、街もなんかだらしなく広がってて人口密度が低いし、とにかく分散してるわけです。これも一つの「シーン」が少ない理由だと、ごみごみした東京から来ると思うのです。もちろん集まって住むのに限界はあるし、東京はごみごみしすぎだと思うけど、かといってアメリカみたいに離れ離れに住むのもなんかな~と思う。もうすこしみんなで固まって住めば、土地もガソリンも節約できるし、なにより仲間で集いやすいじゃないか、と思うのですよ。

まあ、もっといいライブなどが見たいと、平たく言うとそういうことなのですが。
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by kinky25 | 2007-12-19 14:07 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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