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アーバン農業ならぬ植物工場。

時々「アーバン農業」のことを書いているのですが、ありました、こんなの!私の持っていたイメージにけっこう近いです。びっくり。

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店舗併設型の植物工場は,都心部の空き店舗などを利用し,限られた面積の中で植物の育成と販売を行う試み。例えば,千葉県松戸市に店舗を構える「みらい」では,多段式の植物栽培装置を使うことで,わずか20坪の面積で300株/日の葉野菜を生産している。生産した野菜はその場で店舗販売するので,顧客からの要求を工場にフィードバックしやすいという。

店で生産して売る!スーパー地産地消!

松戸にあるのですね。誰か行ったことありますか??偵察してみたい!
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by kinky25 | 2008-01-26 08:17 | カンキョウの話。

ゴミとリサイクル材のハザマ。

アメリカはゴミの分別がいい加減なので、回収したあとでの分別がひと仕事だ、と先日書きました。分別のタイミングが遅くなればなるほど、分別の作業は3K(古い?)になってきます。ほこりをかぶったり、好ましからざるモノと混ざったり、付着していた生ゴミが腐って臭ってきたり。だんだん、できれば触れたくないモノになっていくわけです。

家でゴミを出すときだって、とりあえず全部一つのゴミ箱に捨てといて、1日たってからそれに手をつっこんで分別する、なんて考えただけで気持ちが悪いです。作業する人の快適さを考えたら、分別は早いタイミングでやるに越したことはないってことですね。

日本にいるときは、ゴミがたまるのも出すのもいやでした、マンションは狭いし、ゴミを収納するスペースはなるべく小さくしたいから。エコというよりも、たまっていくゴミを見たくないし、ゴミ出しもめんどくさいので、なるべくゴミ予備軍を減らすようにしてました。なので、果物のトレーなんかを、買ったスーパーにおいてくることもありました。(アメリカのゴミ回収箱はデカい。だからゴミが減らんっちゅーの)

消費者として、買った店で分別するというのは、可能な限り最速のタイミング。「分別している」という気分にすらなりません。でも、よくよく考えてみると、買った店においてこれる、ということは、そもそも必要な~い!ということでは?

日本独特の、野菜果物のパッケジング。なぜ「1束」や「二個1パック」にしないといけないのでしょうか?量り売りにすれば、トレーもラップも不要。あれらがなぜ廃止されないのか、フシギでしょうがないです。もし量り売りがダメなら、八百屋さんのようにリユースのザルを使う手もあります。

とにかく、どうにかしてトレーは廃止できないのでしょうか(トレーを回収してリサイクルしたとしても、プラの質は落ちていく一方だと思います。再生紙が偽装なら、プラのリサイクルはどうなのか?ちょっと考えれば、100%うまくいっている、なんて甘い期待はしないほうがいい、と予測が立つと思います。)それから、パッケージのためだけの箱(内袋もけっこうしっかりしてたりする)。お菓子でも何でもいいのですが。陳列の1番前だけを化粧箱に入れて、あとは袋で売るとか、無理でしょうか?

分別がめんどうくさいのは、消費者もゴミ業者も同じ。で、私たちが何を分別してるかというと、かなりの部分がパッケージ、容れ物なわけですよね。その中の大部分は、「製品を開けた瞬間にゴミになっている」わけです。中には、中身のたいしたことなさをカバーするかのような無駄に大きなパッケージとかもあって、中身はたいしたことない上に、ゴミは増える、という二重苦のような製品もあります。

製品を買ってるのであって、容れ物を買っているわけではない。しかも、その多くは「使われる」こともなく、そのままゴミになる。なのに、その容れ物の分別やリサイクルに四苦八苦している、ってなんだか本末転倒な気がします。

世界の中心で、「ゴミを買ってるんじゃない、製品を買ってるんだ!」と叫ぶ。(←寒)

いや、叫びはしませんが、小売店かメーカーに気持ちをぶつけてみたい気もします。分別の手間を増やしてくれちゃって、どうしてくれるのよ?と。全国で分別の手間賃を計算したら、けっこうな額になると思います、冗談じゃなく。
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by kinky25 | 2008-01-24 16:08 | カンキョウの話。

I have a dream.

今日は、キング牧師の誕生日記念の祝日でした。(本当の誕生日は15日)

b0069365_14451147.jpgキング牧師(MLK)が暗殺されたのが1968年。そんな昔じゃありません。頭ではわかっているのですが、「隔離政策」がそんな最近まで行われていた、という事実、まだ信じがたい気がします。だって、100年前とかいう話じゃないんです。たったの40年前ですよ。そんな少しだけ昔の時代に、「民主主義国家アメリカ、自由の国アメリカ」は、まだ白人と黒人が同じバスに乗ることさえ許していなかった。

頭ではわかっているのですが、その事実がすごすぎて、やっぱりなかなか信じられません。マイケル・ジャクソンでさえ、デビュー当時の子供時代は、黒人専門のライブハウスにしか出演できなかったっていうんですから。


BGMはマーヴィン・ゲイのWhat's going onで。

彼の伝説のスピーチ「I have a dream」を、Youtubeで見てみました。やっぱりものすごいスピーチです。

MLKは抑圧と絶望の中から「自由」を手に入れるために、非暴力という方法を選びました。差別され、ゴミくずのように扱われてきた怒りや恨みや憎しみを、拳を振り上げ、銃を取る以外の方法で解決しようとしたのです。

苛立ちや怒りの感情と戦いながら、それでも暴力に訴えることを拒否したその強さと崇高さに、頭が下がります。どんなにしんどかったでしょう。愛する人を傷つけられたなら、傷つけ返してやる。そういう気持ちとの、気の遠くなるような戦いだったと思います。このスピーチの映像、MLKの厳しい目が印象的です。戦っている顔。彼らがそれほどまでに渇望した、「自由」。

最近は、「自由」はタダみたいに安いけど、人を傷つけることもタダみたいに安くなりました。人を傷つけるのも自由なら、地球を傷つけるのも自由? それが本当の「自由」の姿なのだろうか?今日は世界中が、このスピーチを見て考える日かもしれません。


最近、MLKの言葉で気に入っているものがあるので最後に紹介します。

We must learn to live together as brothers
or perish together as fools.

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by kinky25 | 2008-01-22 14:50 | アメリカ/カリフォルニア

まだまだ続く!リサイクルの理想と現実・その3

リサイクルのネガティブな面に焦点を当てるこの企画(??)、もう一日おつきあいを。

今の仕事では、ゴミ処理場を見に行く機会があります。

カリフォルニアは、アメリカの中ではゴミのリサイクルは進んでいるほうだと思いますが、それでもこんなです。

まず、家庭における「分別」が超いい加減。というか、「埋立地行きゴミ」「リサイクル」の二種類しかない場合が多い。ご家庭では、「ふーん、とりあえずリサイクルできそうかな?」と思ったら、新聞も空き缶も、何もかも一つのゴミ箱に入れて収集に出します。

すると何が起こるかというと、

b0069365_15341252.jpgゴミ集積場では、そのゴミを、仕分けする作業が必要になるのです。

機械も一部導入されていますが、ものがものだけに、ものすごくマニュアルの作業に頼っています。コンベアで流れてくるゴミを、紙、プラ、金属・・・・。とひたすら仕分けする仕事です。コンベヤは相当早く、みんな行きつく間もない勢いで仕分けをしています。

正直、ものすごいほこりです。臭いもきついです。生ゴミの塊なんかはないとはいえ、やっぱりゴミはゴミなんです。半日見学しただけで、頭もなんとなく痛くなるし、鼻の穴は真っ黒です。たまに行くこっちは、マスクをしたりして臭い・ほこり対策をしますが、当の働いている方々は、マスクもなしでこの臭いとほこりの中に一日中、という場合も多いようです。

女性や移民かな?と思われる方が多く働いています。

職業に貴賎はない。それに、みなさん応募して働いているのだから、私がとやかく言うことではない。ですけど、なかなかに厳しい職場環境だと思います。私だったら続くだろうか・・・・。それでも雇用は雇用だ、と言われるかもしれない。リサイクルが雇用を創出しているのだ、と。

でも。

もし、せめて日本並みの分別の習慣があれば、環境はだいぶ改善されるのではないかと。しかも、第一段階の仕分けが終わったゴミを扱うのであれば、同じ人を使うのでも、もう一段階上の作業ができるんじゃないかと思うのです。さらに、ゴミの汚れも減ると思われます。

アメリカの場合は、「消費者や家庭に面倒を強いる」ことに対してものすごい反発があります。みなさん相当面倒くさがりなんです。日本では、分別は地域によってはものすごく細かいでしょう?あれ、アメリカではとても導入できないと思います。みんな逆ギレするか、誰も参加しないか。そのしわよせが、上のような形で出ているという気がしてなりません。

それでもリサイクルはいいことなんでしょうかね。コストコストというなら、家庭での分別を徹底させて、集積場での分別の人的コストを削減し、そのマンパワーをもっと前向きな作業にあてたほうが、リサイクルの効率もあがるし、働く人のモチベーションもあがるんじゃないかと思うのです。

日本の分別は、世界に誇れる習慣だと思います。

写真はあくまでイメージです。記事と実際の関係はありません。http://www.rcswd.com/comrecyc.html
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by kinky25 | 2008-01-21 15:43 | カンキョウの話。

リサイクルの理想と現実・その2

リサイクルの難しさ、と昨日書きました。

難しい、というのは、コストばかりかかって、なかなか利益が出ないということです。(処理にかかる環境負荷の話は、別途で。)

コストがかかる。

国内で処理すると、コストがかかる。

ありがちなジレンマですよね。

あなたが社長なら、どうしますか?

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こうしますか?

これは電子ゴミ(e-waste)の例です。電子機器は、鉛、カドミウム、水銀、銅など、人体に影響のある金属を含んでいるので、きちんと処理しないといけない。という機運がここ10年ぐらいで高まって、使用済み製品の回収が、世界規模でずいぶん行われるようになりました。

で、集めたはいいんですけど・・・・。結局こうやって、「きちんと処理」されずに、ひっそりとアジアやアフリカなどの第三国に送られてしまったものが多かったのです。そこではなんと、地元の人たちが素手で金属を回収!! 繰り返しますけど、電子機器は人体や環境に影響のある金属物質などを使っているのですよ。写真は上がナイジェリアで下が中国。アフリカのある国で、PCゴミの山を調査したところ、出所はヨーロッパ、アメリカ、そして日本もずいぶんあったそうです。まさに先進国の使用済みPCがどっと発展途上国などに流れ着いている、というありさまです。

バーゼル条約という、こういった「害のある製品を、第三国に輸出してはいけない、とい国際条約があるのですが、事態の深刻さから、そこに電子ゴミも加えられました。ちなみにアメリカは批准していません。

ただ、条約があるといっても、実際にナイジェリアに船で送られたゴミを、誰がチェックして、どうやって違法と判断するのか(例えば、使用済みは×でも再利用は○)。考えただけでも、一度第三国についてしまったら、もう止めることはできない、と想像できると思います。

集めたはいいけど・・・・。

カリフォルニアも、ゴミのリサイクルに力を入れています。とはいえ、紙をとってもプラスチックをとっても、何をとっても「州内に実際にリサイクルを行っている業者はほとんどいない!」という現実があります。

集められたゴミはどこへ消えているのでしょう?ちゃんと処理されているのでしょうか?

こういう結果になっていないと、いい切れるでしょうか?

実は、よくわかっていないのです・・・。

http://www.ban.org/photogallery/china_guiyu/pages/wireburningvillagesorting_pic.html
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by kinky25 | 2008-01-20 14:05 | カンキョウの話。

リサイクルの理想と現実。

先日、日本製紙の再生紙の話を書きました。そしたらその直後に、その再生紙の「偽装」問題が発覚しました。何というタイムリーな展開。

再生紙よ、お前もか。

b0069365_14273870.jpg吉兆のときも書きましたが、個人的にはこの偽装問題、会社のモラル、というだけではなくもっと根深い問題を抱えているように思っていましたが、再生紙にまでことが及んで、いっそうそういう感じが強くなりました。

もちろん、偽装した会社を擁護しているわけじゃないですよ、断じて。

「会社」はあくまで利益を追求するのが目的であって、利益が出なければ立ち行かなくなるし、社員にお給料も払えません。ではどうやって利益を得るか。製造業や加工業なら、仕入れたものに付加価値をつけて、それより高い値段で売ることで、利益がでます。当たり前ですが。

この仕組みが回っていくためには、リーズナブルな材料が手に入ること、付加価値をつけるノウハウや技術が会社にあること、が最低限必要です。リーズナブルな材料というのは、それに上乗せした値段をつけても、買える人がちゃんといる程度の値段、ということです。

再生紙。1枚1円なら買う人がいるかもしれませんが、1枚100円ならどうでしょう。厳しいですよね。

でもでも。よーく考えてみると、紙1枚1円、という値段は、「それなりの質の原料が、安定供給されている」という前提がなければ、成立しない値段です。再生紙の製造工程は、負荷が高い、と書きました。汚れたものからきれいなものをつくるのは難しい、と。それを環境にやさしいから(?)といって、「利益追求企業」に任せたら、うまくオペレーションを軌道に乗せられなくて、あろうことか偽装してしまった。

でももし、古紙から再生紙をつくるのが、バージンパルプからつくるのと同じくらいの難易度だったなら、この問題はおこらなかったでしょう。どっちに転んでも、会社の負担は同じだからです。原料を古紙にすることが、「リーズナブルな仕入れをして、それに付加価値をつけて売る」の仕組みを狂わせてしまったわけです。古紙を使ったら、今までどおり1枚1円で売って、おなじぐらいもうけを出すことができなくなってしまった、ということでしょう。(あくまで例えです。日本製紙が再生紙をいくらで売っていたかは知りません)

もちろん日本製紙が一番悪いです。

でも、日本製紙が反省して、心を入れ替えて営業努力をするようになったら、問題は解決でしょうか?私にはそうは思えません。日本製紙とて、利益追求企業です。コストが利益を圧迫し始めたら、そういうオペレーションをやめざるを得ない側面は、確かにあります。

じゃあ日本製紙のやったことは正当化されるのか?正当化はされません。でも、この問題の根本は、「リサイクルから利益を出すのが難しい」という、厳しい現実です。

今までは、「リサイクルに出せばおわり。あー地球にいいことしたなあ」というフェーズだったと思います。これは何も日本だけじゃないです。世界中そうだと思います。でも、リサイクルを一通り広めてみてぶちあたる現実は、「リサイクルは難しい」です。質の悪い原料からいいものを作るのは、えらく難しい、ということ。

じゃあどうすればいいのか。もちろん、日本製紙のような、リサイクルの工程を実行する会社の努力も必要でしょう。でも、サプライヤーや購買する人の意識も変わらないと。古紙のサプライヤーは我々消費者です。原料としての古紙の質を上げるために、どれだけ努力しているでしょう?はたまた買う立場になったときに、再生紙の質の悪さに、どこまで妥協できるでしょう?

そういう意識や取り組みを変えていくことも、大きな意味でリサイクルの工程を改善していくために、必要だと思うのです。例えば私のお友達は、古紙の分別を自主的にすごく細かくやっています。もしたくさんの人がやったら、原料の質がずいぶんよくなるんじゃないかなと思います。
この問題の解決を偽装した会社任せにせず、サプライチェーンの全ての場所にいるみんなで考えることが大事だと思います。そうすれば、違った視点から新しいアイディアも出てくるかもしれない。偽装を指導したような人たちじゃなくて、もっと新しい風を外から入れるのも有効かもしれません。

リサイクルは新しいフェーズに入ったなあ、とつくづく考えさせられる事件でした。もっともっと、たくさんの人のクリエイティビティと参加と努力が求められるフェーズです、これからは。
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by kinky25 | 2008-01-19 13:57 | カンキョウの話。

消え行く雪山。

最近、山に行きましたか?


私は、スキーはもう3年前になるのかな?(多分)シエラ山系であるマンモススキー場というところに行ったのが最後かも。かなり標高が高く、高山病になる手前でしたが、絶景&最高の雪質でした。屁たれスノーボーダー(っていうかボード履いてるだけで滑れてるとはいえん)の私ですら、「ちょっとうまくなったかも?」と勘違いするようなふかふかの雪でした。

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ウインタースポーツ、楽しいですね。そのあとのビールがまた、おしいいです。でもその舞台である雪山が消えていっているそうです。

New Hampshire州には、1970年には65のダウンヒルスキー場があったのに、現在は20に。西海岸では、有名なロッキーマウンテンで、2050年までに積雪が70%も減少するといわれています。 この記事によれば、2085年までに、なんとアメリカの82%の積雪がなくなるという予測も!

こういった流れの中、アメリカではスキー客は年々減り、スキー用品業界は痛手をこうむっているらしいです。あのパタゴニアも(創業者が有名なロッククライマーなので、山スポーツ関係のギアが充実)、山系から、サーフィン系の製品にシフトしはじめているそうです。

ヨーロッパでも事情は同じで、アルプスの75%の氷河が、2050年までに消失する、という予測。

一度溶けはじめてしまったら、多分二度と戻ってこない雪山です。

一度死滅し始めてしまったら、多分二度と帰ってこない珊瑚です。

二度と戻ってこない、地球の姿です。
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by kinky25 | 2008-01-18 08:11 | カンキョウの話。

カリフォルニア・地産地消の愉しみ。

最近、地産地消が気に入っています。特にカリフォルニアは世界有数の農産地。豊かな食材があるので楽しいのです。地産地消を通してながめるカリフォルニアは、地中海式気候で、イタリアやスペインあたりと農産物がかぶります。地理で「地中海式気候」なんて習ったのは気が遠くなるほど昔のことだけど、ほこりをかぶって頭の片隅にあったその単語が、リアルな現実として実感できるようになりました。だって、ここらでとれるものは・・・・ブドウ(ワイナリー)。オリーブ。にんにく。トマト。・・・・大好きなイタリアンでお約束の食材が、ほとんど全部いけるんです。ありがたい。

ガーデニングをするときも、同じ気候の場所が原産のものなら、育ちやすいだろう、という予測が立つので、南アフリカ(同じく地中海式気候)産の植物を購入してみたり(ほんとはネイティブがいいんだけど)。

b0069365_15325591.jpgオリーブオイルをつくっている小さな会社も、このあたりにいくつかあります。ファーマーズマーケットなどで買えます。けっこういいお値段ですが、やっぱりおいしいです。

ポレンタをつくったので、オリーブオイルをたっぷりかけて食しました。

今年はちょっと写真を勉強してみようかな。写真がひどい。接写レンズなどを手に入れてみたい。(小手先すぎ?)

地産地消を気にし始めると、自分の菜園に何を植えるかの参考にもなります。自分が今立っている、まさにその足の下にある土のことが気になり始めたりするきっかけにもなるし、(土のことなんて何も知らなかったわけですが、奥が深い!)土地の生態系のことに興味がでてきたりもする。

さらに、地産地消は輸送の無駄も省けるし、日本が抱えているフード・セキュリティの問題の解決にもなります。なにより、新鮮なものを食べれるからおいしい。最近、ファーマーズマーケットで買う、ごつごつした無骨なニンジンにはまっているんだけど、味が濃いのなんの。あーいうニンジンは、全米のスーパーに卸しているような大アグリ企業はつくらないでしょう。やっぱり地元の小さい農家のみなさんがつくってくれる野菜だと思います。

みなさんのところにはどんな地産地消がありますか?私の地元には、ゴーヤが売るほどありました(つーか売ってるんだろうけど)。小さいころは大嫌いで、さらに沖縄料理がブームになる前だったので、「なぜにオトナはこんなにまずいものを食べるのか?」と思っていましたが、今食べたらどんななんだろうな、と気になってます。
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by kinky25 | 2008-01-15 15:51 | カンキョウの話。

すればいいのか、リサイクル?

昨日の記事で、紙のリサイクルの質問がありましたので、ちょっとリサイクルの話を。昨日、ベイエリアでレジ袋が廃止になった事を書きましたが、州レベルでは、「レジ袋リサイクル法」ができてます。小売店は、使用済みレジ袋を回収する箱を店頭に設置して、集めたレジ袋をリサイクルに回すこと、という決まりです。

さて。

レジ袋って、そもそも安普請なことが売りなわけですよね。質はそんなによくなくたって、とにかく店から家まで無事に荷物が運べればいいわけで、その制限の中でお店はみんななるべく安いコストでレジ袋を調達する努力をしているのではないかと思われます、基本的には。

そんな安手のレジ袋。そのレジ袋をリサイクルすると、何ができるでしょう?何かステキなものができるんでしょうか? 

「リサイクルしよう!」というときのリサイクルって、あたかも錬金術かのような響きがありますよね。チープで質の悪い製品を大量につくったとしても、それを「リサイクル」しさえすれば、環境にやさしい活動になる、と。

でも、錬金術じゃないんです、リサイクルは。

質の悪いもの、汚れたもの、いろいろな種類が混ざったもの、そういうものからは、やっぱりその程度のものしかできない。レジ袋のリサイクルから、コンピュータの筐体になるような立派なプラスチックはできないだろうし、タッパーウエアぐらいのプラにもならないと思われます。さらに言えば、使用済みは汚れたり劣化したり、いろいろな悪条件が重なるわけなので、「またレジ袋に」もなれない可能性が高いです。レジ袋以下の質のもので、何ができるのか、ちょっと考え込んでしまいませんか?それ、我々の生活に役立つものでしょうかね?

じゃあ、紙はどうでしょうか?紙は、他の製品に比べたら、分別の回収もしやすいし、まざっているものもインクぐらいです。なので、リサイクルしやすいといわれています。それでも、いざリサイクルとなると、こんな結果になる、と日本製紙は言っています。

b0069365_152323.jpg古紙を原料に配合して再生紙をつくってきた日本製紙ですが、試行錯誤の結果、「古紙を混ぜすぎると、かえって環境負荷が高くなる」と判断して、古紙100%紙を廃止しました。(図は、バージンパルプ100%と古紙100%を原料とした場合の、CO2排出量。緑色が製造段階での排出です。古紙が圧倒的に高いという結果が出ています。)CO2排出量以外にも、歩留まりが低下するという問題が日本製紙をこういう決断に踏み切らせたそうです。

なぜ?単純な話。汚れたものからきれいなものをつくるのは、難しい、ということ。汚れや劣化のある材料で作るから、歩留まりが悪くなる。原料をきれいにするのにエネルギーもたくさん使うし、化学物質も使う(インクの除去とか)。それを全部ひっくるめて、バージンマテリアルから作るよりも効率的にするのは、どう考えても難しいことだと思われます。

さらに、紙の再利用の限度は、4,5回だそうです。だから、リサイクルといったって永遠に続けられるわけじゃない。

結局、そもそもの生産をへらすことに勝るものはないわけです。うーむ。

またオランダの話になっちゃいますけど、オランダの再生コピー紙は、白くなくて質も悪かったなあ。大昔、「わら半紙」っていうのがあったけど、ちょっとあれに近い感じでした。歩留まりが悪い、といいますが、不良品の質を見てみたい気がします。モノによっては、真っ白できれいじゃなくたって十分用が足りるものもあるだろうし、和紙のように、それがいい味になる、というような加工ができないものでしょうかね。そうやって、質が低下した再生品も製品として使えるようなビジネスモデルでもないと、リサイクルはむしろエネルギーも化学物質も水もたくさん使わないといけない、環境負荷の高いプロセス、ということになってしまう恐れがあるのです。
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by kinky25 | 2008-01-14 14:57 | カンキョウの話。

Paper or Plastic? アメリカ・レジ袋のフシギ

アメリカに来て間もないころ、予想もしない状況で未経験なことを聞かれると、どんなに簡単な単語でも、何度聞いてもわからない、ということがよくありました。例えば、ハンバーガーを注文するときに聞かれる「Pickles?Onion?」。なっ、ナニ???あせるとさらに???そしてスーパーの会計のときに聞かれる「Paper or Plastic?」????紙にしますかプラスチックにしますか??これもナニ???汗汗汗。でした。

アメリカのスーパーは、はいまだに袋詰めはセルフサービスじゃなく、店員さんが入れてくれるシステム(量が多いから?)。で、どこのスーパーも大体、紙袋とレジ袋(おなじみのビニールのやつ)を両方用意してあって、どっちにするか聞かれます。それが「Paper or plastic?」だったというわけです。・・・ていうかそもそも紙袋って・・・。紙が高くてもったいないからビニールのレジ袋が登場したんじゃないの?という疑念を抱きつつ、もらわないといけないときは、ビニールのレジ袋を選択している私。

さて。レジ袋の規制は世界的な流れだ、と以前に書きました。アメリカの中でもエコの先頭を走る北カリフォルニア・ベイエリアでは、去年「レジ袋を廃止する」規制ができました。これにより、スーパーなどの小売店は、レジ袋を置いてはいけない、ということに。サクラメントにはまだそういう規制はできていませんが、ベイエリアから近いせいかすこーしづつエコバッグを使う人を見かけることが増えた気がします。

b0069365_15524488.jpgいいことです。・・・・と言いたいんですけど、なんかおかしいんです、この流れ。というのも、レジ袋=ビニールの袋は禁止になったんだけど、実は紙袋は禁止になってないんですよ。私もしょっちゅう利用しているTrader Joe'sに至っては、もともと100%紙袋。そもそもレジ袋を使っていないので、規制ができてもすでに対応済み!さすがTrader Joe's?(←けっこうしっかりした袋な上、重いものを買うと二重にしてくれる!ザ・Mottainai!)

どうもアメリカには、「ビニールは環境に悪いけど、紙はいい」という思い込みがあるような気がします。レジ袋の規制だって、私にしてみれば、もし誰も自分のバッグを持参しなくて、100%紙袋になってしまったら、さらに貴重な自然資源の無駄遣いになってしまう、と思うんですけど、紙袋を規制する、という話は今のところ聞きません。

????

2005年に数週間滞在したオランダでは、すでにレジ袋は撤廃されてました。スーパーに置いてある袋は、超ぺらぺらで、じゃがいも2個いれたら破れるかも、というようなシロモノ。なのでもちろんみんなその袋はあてにしてません。かといって、今考えてみると、「エコバッグ」のようなものを使ってる人もそんなにはいなかったような。とにかく下げてるバッグやらリュックに、他のものといっしょにむりやりつめてました!なので、道行く人のリュックからネギが・・・・。というシーンも。

でも、慣れなんですよ、きっと。オランダを見ていて思ったのは、なきゃないで、人は何とかするもんだ、ってこと。オランダ人はもともと実利主義で、おしゃれなんかにあまりかまわない、という国民性もあるのかもしれませんが(違ってたらすいませんオランダのみなさん!)、エコバッグを忘れても、リュックに野菜をぶっこんで帰ろうと思えば帰れる、と。それが普通の風景になれば、みんなそんなもんだ、と思うようになる、と。

ビニールのレジ袋だけ撤廃するのは、ほんとに片手落ちです。紙袋もなくさないと、ほとんど意味がないんじゃないかと思います。なきゃないで、何とかなるんですから。それにしても、この「紙信仰」については、もう少し考える必要がある気がします。紙のリサイクルだってそんなに簡単じゃないわけなので。
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by kinky25 | 2008-01-13 15:34 | カンキョウの話。


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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