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Maxwell @ Paramount Theatre, Oakland

ここまで上質なコンサートは久しぶりでした。

ライブの演出で何に重きをおくかは、アーティストによって違うでしょう。ステージングだったり衣装、ダンスであったり、そして最近は映像に凝ったり。

b0069365_13451226.jpgMaxwellのライブは、それが「ミュージシャン(バンド)」だったと思います。

当たり前のように聞こえるでしょうが、これが以外とそうじゃなかったんだ、と思い知りました。他のライブと、音の厚みがまるで違ったのです。確かに多少大編成ではありましたが(ドラム、パーカッション、ベース、ギターX2、キーボード、トロンボーン、サックス、トランペット、それにコーラス)人数の問題ではない。質の高いミュージシャンたちが奏でる音は、解像度の高い画像のように、ふちのぎざぎざがまったくない、すべすべした川の石のような、シルクのような、なんともスムーズで美しいものでした。いいワインにえぐみがないのと同じ。そして、彼らがMaxwellの音楽を心から理解している、ということが手に取るようにわかる音の一体感とグルーヴ感。

デビュー頃のMaxwellといえば、ポール・スミス。。。。というイメージでしたが、あいかわらずそういう感じで、少し光沢のある落ちついたグレーのスーツを身にまとい(もちろんシャツは白)、体ひとつ、声ひとつで会場を熱く溶かしてしまうあたり、「もう、オトナなんだから・・・」という感じ。前面に出ていたミュージシャンたち以外、ほとんど何の演出もありませんでしたが、むしろ音とMaxwellがいれば他には何も要らない、他の何にも頼らない、というシンプルぶり。もちろんそれだけで酔わせられるのは、質が高いから。シンガーの質が高くて、音の質が高いから。

b0069365_14102021.jpgそして7年のブランクを待ちに待っていた70%シスター、20%ブラザーのオーディエンスは、Maxwellの一挙手一投足に熱狂&絶叫。これまた貴重な経験でした。

美しいファルセットは健在で、彼に似た声を探したと思われる女性コーラスとのハーモニーは、ほとんど何かの楽器かと思われるほど繊細で艶っぽく、

あ~~これ酒なしで聞くなんてもったいない・・・・・

とため息。

2度目のアンコールの、ほとんどアカペラの「Whenever, Whererver, Whatever」は涙ものでした。それから、Til the cops come knockin' がこういうふうに盛り上がる曲なのかという新鮮な驚き・・・・。

とにもかくにも、酔いしれました。男性シンガーでここまで「美しい」という表現が似合う人はそう居ません。今後のツアー予定を貼っておきます。Sold outも出ているようです。


Oct 28 Oakland Paramount Theatre
Oct 29 Oakland Paramount Theatre
Oct 31 Las Vegas Pearl StubHub
Nov 1 Los Angeles Shrine Auditorium
Nov 3 San Diego House of Blues
Nov 6 Houston Verizon Theatre
Nov 7 Houston Verizon Theatre
Nov 8 Dallas Majestic Theatre
Nov 10 Birmingham BJCC Hall
Nov 11 Memphis Orpheum Theater
Nov 12 Atlanta Civic Center
Nov 14 Greensboro Coliseum Theatre
Nov 15 Richmond Landmark Theatre
Nov 17 Washington DC Constitution Hall
Nov 18 Washington DC Constitution Hall
Nov 19 Washington DC Constitution Hall
Nov 21 Philadephia Susquehanna Center
Nov 22 Baltimore Murphy Fine Arts
Center-Morgan State
Nov23 New York City United Palace Theater
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by kinky25 | 2008-10-31 13:37 | 音楽

破綻したのは何だったのか?リーマンブラザーズ時代の終焉

リーマンだったかそれ系のアメリカ系証券会社で、社員のボーナスが一億だかなんだかだ、なんて騒いでいたのはほんの2,3年前だと思います。それからいくらも経たないうちにサブプライムが問題になって、そしてファニーメイやらフレディ・マックがおかしくなり、でさらにリーマンの破綻。

天国から地獄へ・・・・。あっけなく崩壊したアメリカのバブル経済。

素人の観察では、アメリカは全体的に身の丈に合わない出費をしてたと思います。本当だったらその収入では組めないような住宅ローンや車のローンが組めるようなからくりを編み出し、そういうのをサブプライムとか呼んで投資の対象にしてマネーゲームを展開し、あるはずのない資産をあたかもどんどん成長する資産のように吹聴し、世界中から投資をあおった。

・・・結局サブプライムの本当の顔とは、月給20万の人が月15万のローンを払わないといけなくなるような、「無謀なローン地獄」だったりするわけなのですが、話がにっちもさっちも行かなくなるまで、なぜか誰も止めなかった。

ここ数年のアメリカの経済状況は、猫も杓子も口八丁手八丁を使って身の丈に合わない借金をしてきた、単純に言えばそういうことのように思えます。月収20万で400万の車に乗ればそのうち首は回らなくなるし、一介のサラリーマンのボーナスが1億とかというのも現実離れしすぎています。せいぜい人口5万や10万程度のニュータウンをばかばか作って、そこに巨大なショッピングモールをばかばか建てて、さあ客よ来い、とやったところで、結果は見えているはずなのに、その事実は無視し、とりあえず消費者にカードで借金させて買い物させたりとか。

これらは、個人個人にそれだけの能力がないとか、価値がないということとは全く別。

地球を一つの銀行と見て、銀行の残高が限られているとすれば(そして地球を増やせない限り残高は限られている)、地球銀行には一介の社員のボーナスに1億も出せるほどの余裕はないし、際限なくショッピングモールをつくることもできない、ということなのです。そんな無駄遣いをすれば、どこかに破綻が生じるのは当たり前。

エコロジカル・フットプリントという言葉があります。地球の住人全員が、アメリカ人と同じ生活をするとすると、地球が5個も必要です。借金の問題とつながってくる気がします。

この方のことは詳しくは知りませんが、このリーマンの破綻についての記事は、かなりあたってると思いました。
http://doraku.asahi.com/info/doraku/money.html
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by kinky25 | 2008-10-03 09:24 | アメリカ/カリフォルニア


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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