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ブラジルが苦しんだ「あと少し」

試合が終わってのネットのニュースは、「王国の守備崩壊」などという論調だったので、どんなひどい試合だったのかと思いながらやっと今日ブラジル対オランダを見ました。

b0069365_1511077.jpg感想。ブラジルはそんなに悪くなかった。オランダには運があったけど、カカのフィニッシュの精度があと10%でも上がっていたら、ブラジルは負けてなかったと思われた。さすがドゥンガがつくったチームだけあって、守備はしっかりしていたし、オランダに勝ちこされてもそんなに崩れていなかった。(中盤の底が抜けたということを考慮に入れれば特に)勝ち越されたら前がかりになるのは仕方なく、それでもオランダに追加点を許さなかったのは偉かったと思う。(逆に言うとあそこで追加点をとれなかったオランダはドイツなんかに比べると獰猛さがうんと足りない)そして、最後までボールに向かう気迫というか、執念みたいなものも感じられた。

じゃあブラジルに足りなかったのは何なのか。なにしろ、前半戦を終えた時点では、「う~ん、この流れでどうやって負けたんだろう??」と思ったぐらいだ。結果がわかっていたのに、最後までどこかで同点ゴールが入る気がしながら見た。

結局は、メロのレッドカードに象徴される何かだったんだと思う(試合後のインタビューを読むと全然反省していないらしいところも大問題)。実際、1枚のカードのせいだけでもなかったしメロだけが幼稚なプレーをしてしまったのでもなかった。ロビーニョも試合のはじめから何かにつけいちいち喧嘩を売るような態度だったし、バストスはラフなプレーが目立って結局下げられたし、カカも後半の途中で激昂するような場面があった。負け慣れていない、あるいは負けることを許されないチームだからなのか、やっぱり相手に勝ち越された状態で試合を進めるのは彼らにはものすごく負担なことには違いない。

でも、そういう場面で精神的な幼稚さを発揮してしまったら、相手の思うつぼだ。そしてブラジルは、幼稚さを発揮してしまった。あ~、もったいなかった。チームとしては決して悪くなかったと思うし、「つまらないサッカーをする」ということでドゥンガはずいぶん批判もされたようだけど、今回のW杯に臨むにあたっては正解のチームだったんじゃないかと思う。でも誤算はサッカー以外のところにあった。


答えは→ 監督、じゃなくて、選手時代のキャプテン・ドゥンガがメロのかわりにピッチにいればよかった!


写真: 敗れはしたが、今大会No1のワールドカップらしいゴールは、マイコンが見せた角度のないところからポストを巻き込むようにカーブしたシュート。それにしても彼はベロンに似てる。怒りキャラなところがまた似ててこわい!
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# by kinky25 | 2010-07-04 14:56

スペイン(泣)

何の縁もゆかりもないのですが、スペイン代表とアルゼンチン代表が好きで、いつも応援しています。しかし、両方とも前評判が先行し、期待されたほど高みに到達しないことが多い。
逆にどうも好きになれないのがドイツ代表。FIFAランキングで一位になるような派手さはなく、"boring football"と揶揄されながら、でも必ず四強ぐらいまでは勝ち進み、優勝、準優勝することもしばしば。

今回も同じ轍を踏んでいるみたい・・・・。

アルゼンチンがあっけなくドイツに撃破され、ブラジルも散った今となっては、スペインだけが私の楽しみとなってしまいました。

日本の快進撃が偶然ではなかったのだろうと思えるほど「堅守」の重要性が高いと思える今大会、そして守備の技術のレベルは16強ともなればものすごく均衡しているのではないかとも思えます。あとは、技術を補う気迫というか、ボールに向かう執拗さみたいなものがゲームの行方を決めるような。リオ・ファーディナンドを直前に欠いたイングランド、DF陣の衰退が象徴的だったイタリアなど、守備に問題があるだけじゃなく、最後のボールに対しての執拗さがなかったチームはやはり破れていきました。

堅い守備はデフォルトで必要で、それに加えて90分切れない集中力(1つのミスが命取りになる展開)、そしてカウンターをとったら速攻確実に決める力。それがそろってないと勝てないのが今回の大会で、それを3つとも持っているのがドイツなんでしょう。

b0069365_10331528.jpgスペインは華麗なパスをつなぐのが持ち味ですが、今日は(今日も?)パラグアイの堅い守備に阻まれて四苦八苦。終わってみれば「辛勝」とも言えるかもしれず、「完勝」のドイツに比べて分が悪い。

それでも、パラグアイの堅守に屈せず最後はこじあけてゴールを奪えたこと、そしてセルヒオ・ラモスの魂の入ったプレーに代表されるように、球際での執着心もあったから、この苦しい試合をものにできたことはきっとスペインにとってプラスに働くはず。

今日の試合では、2ボランチから1ボランチへの変更、そして待ってました!セスク・ファブリガスの登場など、戦術的な変更があったのだが、子供にじゃまされながら見たのでその効果がどうだったのかはもう一回試合を見てみないと。

破れたパラグアイは、こないだの日本状態になってました。PKを決められなかった7番が泣きじゃくり、それをキャプテンのGK(彼はよかったね。日本にもあんな魚屋さんの兄ちゃんがいそう!)をはじめみんながなぐさめているあたり、同じようにチームワークのあるいいチームだったんだろう。

とにかくがんばれスペイン!


写真:そろそろ代表も引退ではないのだろうか・・・その前に彼にトロフィーを掲げてほしい。不屈の男・プジョル!
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# by kinky25 | 2010-07-04 06:49

ここがスタート!

残念でしたね~、日本!このメンバーでもう1戦たたかわせてあげたかった~。でも勝負は勝負。

「勝てなかった」ことは悔やむのだろうけど、でも「負けなかった」ことは誇りに思ってほしいです。

やはり攻撃に決定打が出ず、「これは0-0でPK戦にもちこむしかないかな~」なんて勝手に思っていたらその通りになったのには驚きませんでしたが、日本が120分間守りに守りぬいたのには本当に頭がさがりました。君たちは偉い!U-23時代から変わらず、あきらめずにひたむきにボールを追いかける姿は、見る者を知らず知らずのうちに味方につけてしまうようです。ESPNの解説者もいつの間にか日本派に。

出せる能力は全部出した、そんな感じの戦いだったのじゃないでしょうか。そういう戦いだったから、終わって涙も出たのでしょうね。悪い引き合いにばっかり出して申し訳ないけど、ドイツに負けたイングランドには、泣くだけの誇りも残っていなかったという感じでした。

「ここまで勝ち上がるチャンスはめったにあることじゃない」と言っていたのは岡田監督だったか誰だったか忘れましたけど、グループリーグが全部終わってみて思うのは、チャンスはこれからも大いにあるだろう、そしてそのチャンスを引き寄せるのがこれからの日本チームの仕事だ、ということです。

やはり決勝トーナメントに残るのと残らないのとでは、世界の注目は全く違う気がします。今回の奮闘で、欧州のクラブチームから声がかかる選手も多いはず。すでに欧州にいる選手はさらなるステップアップのチャンスです。ここを足がかりに、貪欲に次のレベルを目指してほしい。松井が示してくれたように、やはり独りで海外の競争の波にもまれ「続ける」ことは、プレーを本当にタフにするものなんだと思います。彼が身に付けた「強さ」は、やっぱりもまれてもまれて勝ちとったものなんだろうと。あんなふうに体にしみついた強さが、見えない力となって日本を底上げしていくんじゃないかなあ。

「伝統」という貯金を使い切ってしまったことにここにきて気がついた欧州陣は、もしかして「外国人枠」の制限についに踏み切るのかもしれませんが、とにかく大きなチャンスをつかみとった日本代表。自分たちでこじ開けた扉なのだから、十二分に利用して、次の高みへと挑戦を続けてほしいです。

がんばれ!


PS それにしても審判はひどかった!誰の回し者だよ!
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# by kinky25 | 2010-06-30 11:38

「目の前で行われた不正!」

英語チャンネルで見ていたとはいえ、やはりアメリカの放送はメキシコ側なので、あの1点目のゴールには非難ごうごう。「目の前で不正が行われました!完全なオフサイドが得点として認められるなんて、ありえない暴挙です!FIFAはこれまでもこういう罪をおかしてきたんです!!」というぐらいのテンション。そしてそれの非難は試合中やむことはありませんでした。たまたまこの前の試合では、ランパードの「幻のゴール」が認められなかったばかりでしたし、アメリカはオフサイド判定で認められなかったゴールが2つほどあったので、解説者は「誤審」が腹にすえかねたようでした。

他はさておき、この試合のは絶対オフサイド。

オフサイドでしたよね?

しかも、1点目。

「このアルゼンチンに先制されたら絶対勝てない」と、みんなわかっていたはずなのに。それなのにあえてアルゼンチンに不正な先制点を与えてしまった罪は、あまりにも大きい。ランパードのゴールよりも、こっちのほうが罪が大きいと私には思えます。

メキシコがあまりにもかわいそうで、ついついメキシコを応援してしまいました。アルゼンチン相手に、勝てる方法は、先制点を与えないこと、しかなかった。実際、メキシコはよく攻めていた。正直、1点目はどっちに入ってもおかしくなかった。だから公平に戦わせてあげてほしかった。公平に戦っても2-1で負けたかもしれないけど、それでもこんな「圧勝」みたいな試合にはならなかったと思います。あ~ひどい。

メキシコは、味のある選手がそろっていましたね。そして、若い。

残念だけど、次がある。

・・・・そうは言ってもやっぱりひどい。


「神の手」レベルの「奇跡」を犯して(?)しまったアルゼンチンは、これはもう優勝しないといけなくなってきました。(まあするでしょうけど)
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# by kinky25 | 2010-06-28 07:54

ヨーロッパにあいた穴

南米>欧州、そしてアジアやアメリカといった新興勢力の台頭、というのが決定的になった感じのある今回のW杯。

衰退する欧州の中で唯一何とか勢いを保とうとしているのがスペイン(ちょっと苦しいか?)であるというのは、やっぱり偶然ではないような気がします。スペインリーグ=リーガ・エスパニョラの発展が、世界のフットボール市場を動かしているのだと思われてならないからです。

スペインリーグが「世界最高峰」と言われるようになって10年ぐらいになるのでしょうか。レアル・マドリーの「ギャラクティコ」戦略などにひっぱられるように(その戦略自体のよしあしは別として)、少なくとも「リーガ・エスパニョーラ」は最高峰の選手が集うリーグになったと思います。

そして、「リーガ」には、やはりスペイン語圏の南米の国の選手は、出てきやすい。(言葉やビザや選手枠や、いろいろな利点があるらしい)バルサがメッシに「つばをつけた」のはメッシがまだ14歳ぐらいの時だったと何かで読んだ記憶がありますが、そういうことが、水面下でたくさん起こっているのでしょう。

でも、もし世界最高峰リーグがプレミアリーグ、という話だったら、アルゼンチンをはじめ南米の選手には相当アクセスがしにくかったと思います。特にアルゼンチンと英国にはいろんな歴史がある上、サッカースタイルも合わないようで、今回W杯で復活を遂げたベロンも、飛ぶ鳥を落とす勢いだった98年W杯後、プレミアに移籍して完全に失速してしまったのを思い出してました。

でも、スペインという「踏み台」があることで、南米の選手はまず言葉の壁がないスペインで腰をおちつけて様子を見てから、広い欧州市場への勝負に出ていくことができるような気がします。

もちろん、活性化する国内リーグのいい影響を受けているスペインチームは、2008年の欧州選手権では文句のつけようのない美しい勝利を果たしています。

南米にとって、「リーガ」という入口があるのとないのとでは大違い。身体能力が高い、ポテンシャルが高いと言われ続けているアフリカ勢が思ったよりも伸び悩んでいるのは、南米選手におけるスペインのような場所がないからなのかもしれません。

逆にヨーロッパにとっては、スペインにあいた大きな穴から海を渡って続々やってくる、才能あふれる(そしてハングリー精神にも勝る)南米選手たちに、どう対抗するかという大きな課題をつきつけられたことにもなるのでは。
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# by kinky25 | 2010-06-28 07:33

戦わされずに戦っている日本

日本、やりましたね!完勝。むしろ終わってみれば楽勝だったのでは?

と思ったのは、もちろんライブでは見られなかったので後から見たのですが、それが前半30分すぎからだったからなのです。すでに日本に2点先制されたデンマークは、後方から長いボールを前線に入れて何とかしようという作戦一本やりになっていて、中盤に大きなあくびのようなスペースができていました。

今の日本チームがそれを見逃すはずもなく、ディフェンス陣も積極的に攻撃に参加して多彩な攻めを見せていたのに対して、片やデンマークは一つ覚えのようなロングボール以外に活路を見いだせず、日本の1/5(あくまでイメージ)ぐらいしか走っていないんじゃないかとも思える覇気のなさで、「こりゃ~3回戦っても3回日本が勝つなあ!」なんて思いもしたのですが、今日試合を頭から見直したらそうじゃなかったことがわかりました。

デンマークは、本田がFKを決めるまでは、トマソンを起点になかなか迅速な攻撃を仕掛けていて、相当危ない場面も数度。この流れを私が昨日みた「楽勝」モードにもっていくために、セットプレーからの先制点ほど効果的な得点もまたなかったのだと、よくわかりました。しかもGKがダメなら畳みかけて2点もとっちゃうというしっかり者ぶりの日本。

b0069365_6272989.jpgうん、今回の日本代表は何がすばらしいって、「なすべきことがわかっていて、それを実行できる」ということだと思われます。

今までのチームは、応援していてストレスがたまることが多かった。それはなぜかと言うと、相手の出方に翻弄されて、浮足立っているというか、とにかく戦わされている、という試合が多かったからだと思われます。「何がやりたいのさ???」という。特に素人には、裏の細かい動きなどはわからないので、「だから~何がやりたいのさ?」イライラっ、というのが多かった。そしてピッチの上には怒れる中田英、みたいな。

でも今度のチームは、自律的に戦ってる。戦わされているのではなく、戦っている。

そこが大きく違う。自分たちで組み立てて戦っているから、相手なりに戦える。1戦、2戦ではまだ少し手探りだったものが、デンマーク戦ではかなり明確になったと思います。相手の出方を見て、自分たちで修正しながら活路を見出していける。もちろん勝ちえた自信も大きいでしょう。しかも彼らの自信は、自分たちで走り回って汗をかいて勝ちとった自信だから、そう簡単には崩れないはず。

とても気持ちがいいです。あと、1対1で全然負けてないのもすばらしい。

次はパラグアイ。失うものは何もないのだから、全力でぶつかってほしい。本田はもはや今回のように自由にさせてもらえることはないだろうから、これからが正念場だろうけど、でもピンチをチャンスに変えていくタイプみたいなのでがんばってほしいです。

あ~、次の試合が楽しみだ!!!!!仕事を休んでしまいそう・・・。

[写真]布石はあったのだ。今のチームの大半は、アテネ五輪時のU-23メンバー。あのときのU-23は、確か「谷間の世代」と呼ばれながら、ひたむきにがんばるチームで、私はA代表よりも好きで国立まで応援に行ったりしたものだった。(勝手に「さわやかイレブン」(古・・・)と名付けていた) ところであのU-23で私のお気に入りだった徳永悠平くんはどうしたのか?絶対に大成すると思ったのにな。
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# by kinky25 | 2010-06-26 15:19

引き際の難しさ

4年で何が変わるというわけでもないはずなのに、イタリア、フランス、イングランドなどヨーロッパの「強豪」のふがいない戦いぶりが目立つ今大会。

スペイン、プレミア、セリエAなどをコンスタントにフォローしなくなって5、6年になるけど、それでも今回の大会での顔ぶれがそのころから意外に変わってないのが、これらのチームの特徴のような気がする。新鮮味がないし、新しいスターも出てきてない感じだ。(ひとまわりおじさんになったルーニー!的な)

b0069365_14372532.jpg中でも象徴的なのがイタリアのカンナバーロ。イタリアのキャプテンマークにはけっこう伝統と重みがあるように勝手に思っているのだが、そのキャプテンマークをカンナバーロの前につけていたのが、わが愛するマルディーニであった。マルディーニは、「ディフェンダーでなかったらバロンドールを取っていただろう」と言われるほど重要な選手で、質の高いプレーをコンスタントに続けて、ACミランでも代表でも尊敬され続けたすばらしきサイドバックであった。

でも、2002年のワールドカップのあと、惜しまれながら代表から引退。何度も慰留されたはずなのだけれど、彼はいったん決めたら、戻ってはこなかった。そして、マルディーニなしで迎えた2006年大会、イタリアは優勝した・・・・。

「あのカップはマルディーニが掲げているべきではなかったのか?」と思ったファンは私だけではなかったと思うんだけど、冷静に考えれば、2006年に出ていたら彼は38歳。惜しまれて引く引き際を、やっぱり彼はわきまえていたんだろうな。

マルディーニが辞退した年齢でのワールドカップに、逆に挑戦したのが前回W杯を高々と掲げていたキャプテンのカンナバーロ。あの絶頂から4年、37歳になった彼はやはり衰えているようで、そして彼の衰えがイタリアチームそのものの衰えを象徴しているようでもある。

引退するかどうかは本人が決めることだけど、こうなってみてやっぱりマルディーニの引き際の美しさが一層際立つ気がする。

1998年の王者、2004年の準王者の凋落ぶりを見るまでもなく、栄華を極めたあとの引き際は、本当に難しい。みなが最高の時を記憶しているからこそ、その凋落は余計に見苦しく見えるものなのだろう。
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# by kinky25 | 2010-06-23 14:36

行けるんじゃないか日本?

今回のチーム、98年フランス開催以降のWCのチームの中で、一番いいように思います。すごく意外なことですが。何がそんなにいいって、これだけ打ち出したコンセプトを忠実にプレイで実行しているチームはなかったかと。

耐えて耐えて、カウンターで虎の子の一点を奪う、というような実に地味な試合運びなんですが、今回のチームはそれを実に黙々と、こつこつとやっている気がします。(特にDF陣はすごくいいと思います。トゥーリオって今までいいイメージがなかったんだけど、空中戦など果たすべき役割を確実にこなしていてびっくり)

前回までは、中田英という秀でた存在があって、よくも悪くも英が他とどう折り合うか、みたいなことがチームのテーマになってしまい、チームとしての戦術は見えて来にくかった。それと、2002年の地元開催は別としても、日本といえばこないだアルジェリアに勝てなかったイングランドのような試合運びが定番だったし。あの試合、「うわ~イングランド、日本代表みたいだな~」と思いながら見てました。

今のチームには中田のような抜けた存在がいないだけじゃなく、ほんとにチームで戦っているので、試合を通して「誰が一番目立ってたか」を思い出すのがけっこう難しい。でもそれは、このチームにとってはいいことだと思われます。
その、カウンター一本というコンセプトが見事にはまって勝ったカメルーン戦、そして1点取られるまでのオランダ戦は今の代表チームがこつこつ積み上げてきたものが、形になりつつあるな、という感じだったのですが、やっぱり先制されてしまうと辛い。

しかしそれでも、交代は「中村俊輔」だったのかな??という疑問は残ります。こつこつ守備をしてカウンター、という構想に俊輔がはまらないのは実に納得できることで、彼をスタメンで使ってないのは英断だったと思っていますが、先制された場面でも、必要だったのかな?彼が入ったことで攻撃が活性化されたようには見えませんでした。それよりも、1戦目より調子の悪そうだった本田を変えればいいんじゃないかと思いましたが、本田は交代させられませんでしたね。途中からテベスに見えてきた大久保は交代しましたが(でも気持ちはわかった。あれでテベスの精度があれば・・・)。 (ESPNの解説者は「森本を出せ、森本を出せ」としつこく言ってましたけどどうなんでしょう?卑近のプレイを全然知らないのでわからないけど)

先制された時の対応が確かに大きな問題だというのが浮き彫りになったオランダ戦だったんだけど、でも俊輔に頼るというシナリオは、ここまでチームができてしまった時点では、やっぱりないように思います。
じゃあどうするのか?もちろん私のような素人にどうこう言われる筋合いはないと思いますけど、駒野が上がったときの少ないチャンスなんかをきちっと決めないと難しいのかなあ。みんな真中に寄っちゃって、サイドに開いた展開がすごく少なかったのが閉塞感あったので、彼が上がったときにやっと少し風穴があいた感じがしました。それでも惜しい形は何度もあったので、続ければいつかは点が入るのでは。・・・ていうか実は今こそヒデが必要??

いずれにしても、決勝トーナメントに勝ち残る可能性が大きくなった第2戦の内容だったと思います!!今まで積み上げてきたことを、ぶれることなく次の試合でもこつこつと続けてほしいです。がんばれ~。



どうでもいいけど、この試合、アルゼンチン相手だったらやっぱり4点はとられてるかな~。
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# by kinky25 | 2010-06-21 12:12

アルゼンチンの「精度」

しばらくひっそりとワールドカップをつぶやいております。ご了承ください!

他のいわゆる「強豪」がぴりっとしない試合をしている中、今のところぶっちぎりで強さを見せているのが、アルゼンチン。

こちらのメディアでは、韓国戦後の記事のタイトルが「Don't mess with Argentina」。これは言い得て妙!

なんかプレイの精度がいちいち異常に高い。韓国もよかったと思うけど、たった一回のミスを毎回毎回つけこまれて得点されたんじゃ、精神的にも参ってしまうのでは。セットプレーからの得点も多かったけど、それも全てセットプレーの精度が高すぎるせい。

パス、トラップ、シュート、タックル、位置取りと、素人目にもいちいちきちんとはまっていて、いい形になるので、狭い中もどんどんこじ開けてチャンスをつくれてしまう。韓国のディフェンスもよかったと思うけど、あんなふうに攻められたらどうしようもないのでは。
途中中だるみもあったし、気を抜いて守備をおろそかにした場面もあって、韓国も何度もいい形をつくったんだけど(ちゃんと1点取りもしたし)、結局それを毎回得点に結び付けられない限り、アルゼンチンには負けてしまう。なんて過酷な。

メッシをはじめ、攻撃陣はもちろんすばらしかったけど、マラドーナから絶大な信頼を得ているマスケラーノがいてこその攻撃でもあるんだろうな。それに、シメオネのいやみなディフェンスを引き継いだようなエインセとか、アルゼンチンの真骨頂ともいえる汚い(失礼)DF陣を突破するのも、相手にとってはしんどそうだ。本人を知りもしないのに失礼ながら、どう見ても「長嶋」タイプに思えるマラドーナだけど、もしかしたら選手を選ぶ嗅覚には優れているのかもしれない。

こんなチームと戦うのいやだろうな~。ちょっとしたほころびも絶対に見逃してもらえず、完膚なきまでに叩きのめされる恐怖で、手も足も出せなくなる気がする。
唯一の弱点は、無駄にイエローをもらいすぎる(4-1で勝った試合でなぜ3枚も?)点かもしれないけど、それ以外の死角は見つからないアルゼンチンであった。これは鉄板か?
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# by kinky25 | 2010-06-19 14:11

ゴールが遠いイングランド・・・

第1戦・アメリカ戦のドローは、「キーパーのミス」ということで片づけられてしまった感じのあるイングランドでしたが、勝てなかった本当の原因は、もっと根深いところにあったということが露呈した第2戦。

確かに、縦に長いボールを蹴り込んでいく、というのがイングランドサッカーの伝統であるとしても、どうしてあんなに中盤が機能していないんでしょうか。攻撃を前に進めようにも、真中に大きな空白が・・・。

「ほんとに10人ピッチにいるのか?」と数えたくなるぐらいの駒不足。前線がまあ遠い。

ジェラードとランパードという優秀なMFが二人もいるのに、二人そろうと消えてしまう?とはどういうことでしょう。結局しょうがないからロングボールで前線でDFにはさまれて膠着しているルーニーにボールを出すしかなく、そんなところからゴールが生まれる臭いはまったくしない。そのルーニーが個人技で何とかしてくれるならまだしも、重たいし、精度もないし・・・・。ペナルティエリアでPKをもらうような場面さえもなし。

屈辱のグループリーグ敗退が濃厚となったイングランド・・・・。残念!!(まだちょっと早いかな)
最終戦(にならないといいが)、せめてもう少し誇りあるゲームをしてほしい。
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# by kinky25 | 2010-06-19 05:35


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


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