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ジュースは冷たくないとダメ?

子供が使っているジュースカップがいい加減ダメになってきたので、新しいのを買いに行きました。「1-2歳用」のカップを探していたのですが、品揃えを見てびっくり。

「冷たいジュースが、いつまでも冷たく飲める保冷機能つき!」

・・・・・????

1-2歳の子供に、冷たいジュース?

私は、「冷たいものの飲みすぎは、おなかこわすからいけません。」と言われて育ちました。だから子供にも、ぬるいものばかり与えています。もしかして私は少数派????日本でも、1-2歳の子供にあげるジュースを、きんきんに冷やすの?

「いや~いまごろおなか壊すとか、古いでしょう。冷たいほうがおいしいし。」と言われるかな?


でも、人間の体って、そもそも「古い」でしょう。

人間の体は蛾や害虫のように迅速に進化しないから、数千年前の体の機能と大して変わっていないと思われます。数千年前に、冷たい飲み物は一年中なかった(場所によっては全く、でしょう)のだから、人間の体は一年中冷たい飲み物を飲むことを想定して設計されてはいないはず。

そう考えると、「冷たいものの飲みすぎは、おなかを壊す」という理論はまっとうです。「温度の低い液体が後から後から胃に流れ込んでくる」ことを受け入れるようにはデザインされていないんだから。

それは置いておいたとしても、そんなに小さいころから冷たいもの攻撃にさらさなければ、ぬるいものやあたたかいものを飲める大人になると思うのです。でも、アメリカは、冷蔵庫には自動製氷機で、飲み物は冷たいソーダ(炭酸飲料)ばっかり。大人も子供も年寄りも。それで大きな冷凍庫や冷蔵庫が必要になる。

機能としての人間の体はそんなに冷たい飲み物を必要としていないはずなのに、必要なのだろうか。貴重なエネルギーを使って、CO2を出してまで、必要なことなのだろうか、氷のたくさん入った、冷たいソーダ。

単なる習慣だと思うんだけどなあ。

冷たくないものを飲むのに慣れていれば、冷たくなくても飲める。


それに、あたたかいものを飲むほうが、体にいい、と思ったんだけど・・・・。
# by kinky25 | 2007-11-25 15:43 | カンキョウの話。

James Brown - Deep Southの子供

Thanksgivingに全く関係なく、CNNでやっていたJBの特集に見入ってしまいました。Godfather of soul、「ゲロッパ!」でおなじみのジェームス・ブラウンです。私はR&B好きですが、70年代以降しか聞かないので、一世代前のJBについて初めて詳しく知りました。

James Brown、1933年 サウス・カロライナ州生まれ。わずか4歳で母親に棄てられ、父親と極貧の生活を送る。しかしそれも長くは続かず、父は6歳のJBをつれて、歩いて(!)ジョージア州オーガスタまで行き、そこで「売春宿」をやっていたおばにJBを預けた。ただでさえ差別の激しいDeep Southという土地柄、当然荒んだ生活を送った彼は、綿つみや靴磨きの他に悪事に手を染め、7年生で学校をドロップアウト。16歳で矯正施設に入れられた。

JBはそこでゴスペルグループを結成し、グループはしだいに有名になって、近隣の刑務所などで演奏活動をするようになる。そしてJBはシンガーのBobby Birdに見初められ、彼のバックアップで刑期を終えた後、徐々にシンガーとしての頭角を現し始めた。

ところで、時はまさに激動の1950年~60年代。

James Brown - Deep Southの子供_b0069365_1657413.jpg彼が活動を始めた50年代は、黒人ミュージシャンはchitlin' circuitと呼ばれる場所でしか演奏できず、彼が出したR&Bチャートのヒットも、黒人社会に限定されたものでした。しかしその名がついにアメリカ全土にとどろいたのが、63年の伝説の名盤「Live at the Apollo」(←お葬式もアポロシアターで・・・)。64年にはローリング・ストーンズの前座(?)で客を熱狂させるパフォーマンスを披露、ミック・ジャガーを「こいつの後にステージにあがるのか・・・」と震え上がらせたと、いうぐらいの影響力を持つようになります。

そして60年代。いわゆる「公民権運動」の時代。JBは音楽だけでなく、黒人社会のアイコンとしても次第に頭角を現します。子供たちに「学校を辞めるな」というメッセージを送ったり、プレスリー風(?)のリーゼントのようだった頭をナチュラルなアフロヘアに戻したり(当時革命的なことです)、1968年には"Say It Loud - I'm Black and I'm Proud"という、「ブラック・パワー」ムーブメントのテーマソングともいえる曲を発表したり。ちなみに同68年のメキシコ五輪では、1位と3位になった黒人選手が、表彰台でこぶしをつきあげる「ブラック・パワー」のポーズをとり、全米から袋叩きに合いました。(よくぞ命があったと思います。)そんな68年。

そして、キング牧師暗殺・・・。その翌日にボストンでコンサートをする予定だったJBに、中止の圧力がかかります。黒人たちが暴徒化するのを恐れてのことでした。(すでに全米のあちこちで暴動が起こっていた)当時のボストン市長は、「開催しても中止にしても怒りに燃える黒人たちを抑えるのは難しい」と判断し、コンサートの入場者を減らす代わりに、ライブをテレビ中継する案を通しました。市長は自らライブの冒頭に姿を現し、ボストンの8万の黒人コミュニティに家でライブを見るよう呼びかけました。JBもステージからメッセージを送りました。そしてボストンの暴動は防がれた、と言われています。

彼の政治的重要性はますます高まったのか、このころからホワイトハウスに招待されたりするようになり、1972年には、ブラック・パワーのカリスマでありながら、なんと共和党・ニクソン大統領の再選を支持。セールスへの悪影響を心配したレコード会社は、支持をとりさげさせようとしますが、JBは「ニクソンは、私が「アメリカの宝だ」と言ったんだ。「アメリカの宝だから、特別だから、税金を払わなくてもいい、そう言ったんだ」と言って、支持を取り下げなかったそうです。

70年中期以降、Discoブームが巻き起こると、JBの音楽はしだいにすたれていき、彼の奇行ぶりにも拍車がかかるようになりました。後は私たちも知っている、ドラッグやDVで逮捕され、また復活、またご乱心、を繰り返す晩年のJBになっていきます。

彼は、Deep Southという特に差別の激しい場所で育ち、ゴミくずのように扱われる幼少期を過ごしたのだと思います。社会から迫害され、貧しく、両親の愛もなく、食べ物を探してゴミ箱を漁ったり、靴磨きの仕事で汚れた臭い服が「学校にふさわしくないから」と学校を追い出されたりする生活。「才能」、たったそれだけで社会のゴミためから這い上がり、名声と、影響力と、お金を手に入れたJB。後に続く黒人の子供たちが、自分のように粗末に扱われないために、道を踏み外さないために、彼が社会に送り続けたメッセージは、心からのの叫びだったのでしょう。それでも彼がニクソンを支持したのは、ニクソンが「君は特別だよ」と個人的に約束してくれたからではなかったのでしょうか。「差別され、粗末にされてきた子供」が、アメリカ大統領に「君は特別だよ」とささやかれる陶酔。

成功を手に入れ、大統領との親交を手に入れ、黒人社会のアイコンとしての地位も手に入れたJB。それでも彼の私生活は落ち着きませんでした。結婚、離婚を繰り返し、そのたびにDV騒動。彼は、母親に棄てられた心の傷から、「愛した女性が去ってしまう」ことに恐怖を覚え、暴力をふるったのだそうです。彼の選ぶ女性の多くが彼らを迫害してきた白人だったこととあわせて、彼の心の闇の深さを見る思いです。

公民権前の黒人の子供たちは、「白人に逆らうと殺されるから絶対歯向かうな」と教えられたと何かで読みました。そんな環境で、社会に粗末にされ、親に粗末にされた子供JBは、あれだけ成功して、金も名声も得ても、粗末にされた子供であった過去を克服することができなかったのかもしれません。

人間を、特に子供を「粗末に」することの罪深さを、そして、自分が大事に育ててもらったことへの感謝を、心に刻んだThanksgivingでした。
# by kinky25 | 2007-11-24 14:59 | 音楽

中田の大志。

中田英寿というサッカー選手の、ファンでした。「自分に厳しく他人にも厳しい」がゆえに、孤高、気難しい、マスコミ嫌いとかいろいろ言われたけれど、実は私の大好きなアトランタ五輪の試合では、まだ19歳ぐらいの彼が、抜群の存在感を発揮しつつ、本当に楽しそうに、いきいきとプレーする姿が見れます。

中田の大志。_b0069365_15551084.jpg高い志を持つ人間は、自分の現状に満足することなく、常に、もっと上、を目指して努力し続けるのだと思います。私は、ヒデはまさにそういう選手だと思っていたので、あのような形で引退したのは意外でした。引退前の数年間、本人が心から満足いくシーズンを送れたとは思えなかったからです。「本当にこのまま引退するの?」とファンとしてはとても残念でした。


でも同時に、「こういう形でサッカーを辞めるのであれば、次のキャリアには、もっともっと大きなビジョンと野望を持っているはず。何をやろうとしているんだろう?」と気になっていました。そして、その方向性が、クーリエ・ジャポン「中田英寿責任編集」12月号で読めるようです。(どうやって入手しようかな?)




彼はこの号の中で2つのテーマを「Nakata Selection」として取り上げています。「Asia 可能性に満ちた国々」「世界を幸福にするビジネスとは?」。私が注目するのは、「世界を幸福にするビジネス」。

*小規模農家を貧困から救え! フェアトレード・ブーム
*新ビジネス「マイクロ保険」がメキシコの貧困層を救う
*慈善家の心と企業家の手法で、世界を変える男ジョン・ウッド
*「ひまわり」計画で救われた中国"バイオガス"革命の聖地
*"究極のエコ商品"を作る「テラサイクル」って何?
*ウォルマートからコカ・コーラまで"持続可能なビジネス"

詳細がないので言い切っていいのかちょっと不安ですが、これは全部「サステイナブル(持続可能)なビジネスモデル」です。そろそろ起業するのかな?そんな印象を受けました。
既存のビジネスモデルが100%利益主義だとすると、そのやりかたは企業と一部の消費者を「勝ち組」にするために、たくさんの犠牲を必要とします。その犠牲は、貧しい国の人々だったり、環境だったりします。中田は、そういう既存のモデルではなく、「誰かを不幸にする」ことなく、「みんなで継続できる」ビジネスモデルを模索しているようです。

パタゴニアの創始者、Yvon Chouinardを思い出しました。彼も著名なロック・クライマーからパタゴニアを立ち上げて成功させました。一流のアスリートには、頑強な志というか、金儲けに流されないで理想を貫くパワーがあるのかもしれません。

最後に、中田はこう言っているそうです。
「お金を稼ぐことももちろん重要だが、多くの人を巻き込みながら、そのプロセスをポジティブに楽しめるかどうかも大事だと思う。」
「楽しむ」。アトランタ五輪のときのように、「楽しんで」”プレー”する彼の姿が見られる日が、近いのかもしれません。彼の次のステップに注目です。
# by kinky25 | 2007-11-23 15:38 | カンキョウの話。

カニエの母はハカセ。

ラジオがR&Bステーションに合わせっぱなしになっているので、最近カニエ・ウエストのお母さんが亡くなったことに関連するニュースをよく聞きます。カニエの母Dr. Donda Westは、58歳の若さで、美容整形の手術後の合併症で亡くなったとされています。

カニエ・ウエストといえば、ラップ界には異色の「アッパー・ミドルクラス育ちで大学入学経験あり」(中退していますが)。でもお母さんが博士(教授)だったということまでは知りませんでした。

カニエの母はハカセ。_b0069365_14222240.jpgカニエは1977年にアトランタで生まれました。父Ray Westは、元ブラックパンサー党党員で、The Atlanta Journal-Constitutionという地元紙の、初の黒人フォトジャーナリストの一人だったそうです。ところがカニエが3歳のとき家を出てしまったために、母は女手ひとつでカニエを育てました。その母Donda Westは、父が家を出た後息子とシカゴに移り住み、31年にわたってシカゴ州立大学で英語の教授を務めたそうです。

父が在籍していたブラック・パンサー党は、マルコム・Xにも影響を受けたかなり過激なブラック・ナショナリズムを掲げる団体で、Wikipediaによれば「極左」の位置づけです。60~70年ごろに活発に活動。現在もあるのかどうかはわかりません。ここからも近いOaklandが本拠地だったのですね。このような団体に属しつつ、家族を置いて家を出てしまうあたり、父は理想を追い求めるローリングストーンだったのでしょうか。ネットにはあまり情報がなかったのでよくわかりません。

そして母Donda West。黒人の女性が、70年~80年ごろに博士号を取って教授になるのがどれぐらい大変だったのか、よくはわかりません。UCSBに黒人女性の教授がいたかどうか思い出そうとしているのですが、私は一人も出会わなかったような気がします。彼女の専門はなんだったのか知りたかったのですが、その情報も見つかりませんでした。

2004年には大学を辞めてカニエのマネージャーやら会社役員やらで全面的に息子をサポートし、息子に関する本も出し、息子は「Hey Mama」という曲も出し、ほぼ二人三脚状態で音楽活動をやってきた感じです。写真を見ると、58歳には見えないほど若いです。

この家族には、「称号」が運命的につきまとっていたのかな、と思います。父は「黒人初の」フォトジャーナリスト。母は「黒人女性で、博士で教授」。スワヒリ語で"Only one"の意味の名前を持つ息子は、多分歴史に名を刻むミュージシャン。「選ればれた黒人家庭」として攻めを貫き、成功を手に入れていくには、ものすごくタフな精神力と努力が必要だったのじゃないかと思います。

お母さんは、黒人としてのサクセス・ストーリーを生きようとして走り続け、燃え尽きてしまったのでしょうか。その最期が美容整形手術での合併症とは、とても哀しいです。いくら若いとはいっても、やはり体にメスを入れるのは応えるように思われます・・・・。メディアも、彼女を「理想のMama」として持ち上げすぎたのかもしれません。それに応えようとして、無理をしてしまったのでしょうか。

ニュースは、「合併症の原因が何だったのか」「医師に過失はあるのか」「カニエが医師を告訴するらしい」とか、そんな話ばかりですが、この家族の経歴を振り返るだけでも、黒人現代史を理解するきっかけになると、そんなふうに思いました。今頃はすこしほっとして、ゆっくりできているのでしょうか。安らかに。合掌。


出典:http://en.wikipedia.org/wiki/Kanye_West

# by kinky25 | 2007-11-22 14:20 | 音楽

中田のキラーパス? そして今更「温暖化って何よ?」

中田ヒデが、「カーボンオフセット年賀」に登場!IPCCの報告書は全然ニュースにならないけど、ヒデのこのニュースはYahooでもヘッドラインを飾りました。やっぱり有名人に勝るPRはないのかも。さてナイスアシストとなるか。ゴールを決めるのはあなた!(ベタですんません)

ところで、シリーズでIPCCのことを書いていますが、そうはいっても「温暖化」の何がそんなに問題なのか、いまひとつぴんとこない方は多いと思います。「地球の平均気温が数度上がる」、たったそれだけのことが、どうして地球の未来を左右するのか?例えて言えば、「風邪をこじらせたら、40度以上の熱が出ることもある。それはそれでしんどいだろうけど、死ぬかも、死ぬかもって大騒ぎしすぎじゃない?本当に致命的な病気になるのかな?」という感じでしょうか。では「温暖化」は「風邪」なのか、考えてみましょう。

中田のキラーパス? そして今更「温暖化って何よ?」_b0069365_12534563.jpg
これが、簡単な地球システムの図。左が太陽です。地球というシステムは、太陽の光だけをインプット(エネルギー源)としています。当たり前ですが、もし太陽がなかったら、地球は死の星です。太陽というインプットを得て初めて、「青い地球」というアウトプットが成り立ちます。「青い」というのは、生き物がいて、水や大気が循環している感じを思い浮かべてもらえればいいと思います。

さて、太陽というインプットを得た地球は、ただまったりと日光浴しているわけではありません。太陽は大きくなったりしないので、エネルギー源となるインプットの量がほとんど変らない、という問題を抱え、日々努力しているのです。「どうやったら一定のインプットから最大限の生産性を達成できるか?」を毎日考え、最適化を実践し、何万年もかけて進化してきています。会社と同じですね。仕入れの値段が変わらない中で、コスト削減やプロセスの効率化を図って、利益率を上げるために努力する様子とよく似ています。

「最適化」を実践するのは、いろいろな生き物たちです。細菌、バクテリアから人間まで、植物から動物まで、何万、何千万という種の生き物たち。前にも書きましたが、この生き物たちは、これまたまったりぼんやり生きているわけではなく、必ず地球の生産性を上げるための役割を持っています。それが光合成だったり、窒素固定だったり、食物連鎖で栄養を上位の生物に受け渡すことだったりするのです。これをエコシステム・サービスと呼んだりします。
中田のキラーパス? そして今更「温暖化って何よ?」_b0069365_136215.jpg

このシステムを設計し、QAを繰り返して最適化するには、何万年(かもっとかわかりません)の歳月と、気の遠くなるようなパラメータが必要でした。まさに超高度に設計された、、、そうですね、原発のシステムか何かを想像してもらってもいいと思います。

このシステムは、最適化の部分は複雑で、そこから出てくるアウトプットにもいろいろな形があります。でも、一つだけ変わらないものがあります。インプット=エネルギー源です。地球というシステムは、インプット=100(今仮に100としました)、という決まった値を出発点としているのです。実際は、インプット=100のうち、少しは地表に反射してしまい、大気中を通り、システムの外に出てしまう。最終的に地球へのネット・インプットとなるのは82(仮の値ですよ!)。・・・・というような一連の流れを全部計算して、それをベースに設計されています。なので、この中の何かが狂うと、大、大、大原点である「地球へのネット・インプット」を狂わせてしまうのです。

中田のキラーパス? そして今更「温暖化って何よ?」_b0069365_1350335.jpgもうおわかりですね?そう、温暖化ガスは、太陽からのインプットのうち、地表に反射して大気中に戻った空気を吸収してしまうのです。もちろんそれはまた地表に戻ってきます。結局、温室効果ガスのせいで、地球の「ネット・インプット」が増えてしまったのです。

インプットが増えるだけが問題なら、「風邪」みたいに「一つの病気」と言えるのかもしれませんが、実はインプットが増える=システム全体が狂う、ということなのです。強固なシステムほど、もし「想定の範囲外のエラー」が起こったら、全体が麻痺してしまうのではないでしょうか。それと同じように、地球システムにおいてインプットが狂う、というのは、全てを狂わせる「想定の範囲外のエラー」=致命傷になるのです。水の循環、大気の循環、全てが狂って、洪水や台風が増えたり、天気が安定せず旱魃や豪雪が頻繁に起きたりするようになる、というのはそういうことなのです。

つまり「温暖化」は、「風邪」、という一つの病気ではなく、むしろ、システム障害という体全体の機能不全の、症状の一つ、という感じなのです。

というわけで、我々はすでに狂い始めたシステムの上に住んでいることになるのです。村上春樹流に言えば、「やれやれ。」というところです。


注)短くするために、かなり大げさに、また、はしょって書きました。ほんとはもっとだいぶ複雑です。もし興味を持っていただけたら、ぜひネットでいろいろ調べてください!!

最後まで読んでくださってありがとうございます。この「温暖化」の現状、正直「聞きたくない」話なのか、それとも興味ある話なのか、ぜひ知りたいです。少しでも興味を持ったという方はぜひ下のバナーをクリックしてください。コメントもお待ちしてます!
中田のキラーパス? そして今更「温暖化って何よ?」_b0069365_11462711.gif
# by kinky25 | 2007-11-21 13:30 | カンキョウの話。


筆者: 環境庁勤務・一児の母。 生息地: カリフォルニア・サクラメント。  ブログについて: サイエンスとトレンドを融合した、わかりやすいエコ・温暖化・サステナビリティ。コメント歓迎です(除く営業)


by kinky25

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